2024年4月18日木曜日

運賃値上げは道民の理解を得られない

3年間で1,092億円、国から支援を受けるJR北海道が公表した中期経営改革には8%の運賃引き上げが盛り込まれました。税金による支援の上、物価高騰と実質賃金が上がらない中で日常的に利用する道民の公共交通として理解が得られるでしょうか。

10日の地方路線問題特別委員会で委員外議員として質問。安全性の向上と計画的老朽化対策、特急の指定拡大と利便性後退、新幹線工事に伴う減収、赤字前提の鉄道事業を非鉄道事業でどれだけカバーするのかを説明する資料の提供などを求めました。
自由席が減らされたライラックの車いす優先スペースにも乗客がいっぱいで車いすの人が使えなかったり、駅ネットは変更しにくく券売機前は行列です。旭川駅では時刻表のコピー配布までやめてしまいました。これでどうしてJR北海道のいう「地域への感謝」が伝わるのでしょうか。
質問にはいる前に、災害を機にした根室線(富良野新得間)の廃線は鉄道史上禍根を残す、留萌線(深川沼田間)はドライバー不足等の環境変化を踏まえ廃線しないよう求めました。
当委員会はJR北海道への参考人質疑(6回目)を決定しました。