2020年12月24日木曜日

知事に緊急要請 ~ 新型コロナ感染対策

 道内の新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、医療提供体制のひっ迫が続いています。市立旭川病院でも看護師さんに陽性が確認されたと知らされたばかり、年末年始の感染抑止対策の強化によって医療現場の負荷を軽減することが求められています。日本共産党道議団は、畠山和也新型コロナ対策本部長と一緒に、鈴木直道知事に新型コロナ感染症対策の強化を求めて緊急要請をしました。




 

高齢者施設等のPCR検査にも交付金活用できます。

 


高齢者施設などでクラスターが発生している中、厚労省は、重症者、死亡者の発生を食い止めるための積極的な検査の実施をすると通知しています。その中で、入所者、介護従事者等で症状のある者は必ず検査を実施すること、陽性が判明した場合は、入所者・従事者全員に原則検査を実施するよう求めています。同時に、行政検査が行われなくても、必要性があると判断し、自費検査を行った場合、緊急包括支援交付金で補助することも明記しています。11月24日の少子高齢社会対策特別委員会で、現場に周知されていないと質問しました。「高齢者施設等への重点的な検査の徹底について、さらなる周知にとりくむ」と答えていた道は、11月25日付けで、介護保険施設、老人福祉施設、有料老人ホームに周知するよう、通知例もつけて、再徹底を通知しています。障がい者福祉施設、児童入所施設にも通知されました。クラスターを発生させないために、ぜひ活用していただきたいと思います。

2020年12月17日木曜日

1/9 YouTubeでネット放送 全北海道オンライン演説会

 1月9日に全北海道オンライン演説会が開催されます。日本共産党の志位和夫委員長が今の政治を変える展望をお話しします。はたやま和也候補や小選挙区候補、ゲストも挨拶します。真下紀子が司会をします。是非お聴きください。配信は「日本共産党YouTube」から。

自民道議のアイヌ侮辱発言に広がる批判


 

2020年12月14日月曜日

医療従事者の頑張りに感謝

 道内の新型コロナ感染症の陽性者が1万人を超え、濃厚接触者を含めPCR検査の対象者も増加しています。収束が見通せない中、見えないコロナウイルスに対する不安や長引く自粛のストレスなどから、感染を理由としたハラスメント、いわゆる「コロハラ」の問題も深刻になっています。働く職員の方々は、自身の感染への不安と恐怖、自らが媒介者となって家族など身近な人々に感染させるのではないかなどという気持ちと、現場を支える専門職としての責任と使命感とのはざまで苦しみながら最善を尽くして業務にあたっています。同時に、日常生活でも厳しい行動規制し、家族への感染を避けるため部屋を分けて生活した例も、帰宅できずホテルに宿泊している例もあります。すでに頑張ってもらっています。差別や心ない言動が続いては命を守る医療現場のモチベーションが下がり、人間関係に不信が広がり、回復者の社会復帰にも支障をきたしかねません。道は相談窓口を設置し、職場や学校などの相談窓口との連携会議を持って気持ちに寄り添ったとりくみを進めると答えました。早くリラックスできる環境になればと…

2020年12月9日水曜日

旭川市コロナ感染者増大

 

 旭川市では新型コロナウイルス感染症患者の急速な増大に伴って受け入れ医療機関や福祉施設でのクラスターが発生、医療従事者の感染もあって医療体制の維持が極めてひっ迫した状況となっています。市と道は、他の医療機関の協力を得て看護師を派遣、国や道からも約70人のべ295人の人的支援も受けてきました。入院患者の治療とケアはもちろん、PCR検査や接触追跡など必死の対応を続けてきましたが、今日の陽性は最多の50人、亡くなった方も6人に上りました。看護師の緊急的確保のため先ほど道から自衛隊の看護官派遣を要請しました。
 道議会の予算特別委員会で、派遣をめぐって危機管理監と総務部長がそろって「関係部局間の情報の共有などに関し、改善すべき点はあった」と答えた後に、自民党の星克明委員が「この一連のてんまつを振り返りますと、旭川市の対応は、危機管理といった意味で、機能不全と言っていい状況にあったのではないかと思います」と発言したため民主の笠木薫委員が議事進行発言。「『旭川市の対応は機能不全と言ってもいい』と発言がございましたが、本当に今、道や国の支援をいただきながら、この感染、クラスターの収束に向けて、一丸となって現場はたたかっているわけでありまして、そうしたところに機能不全という表現は全く不適切ですので、発言の取り消しを要求したい」と発言。理事会で取り扱われました。他会派が取り消しや訂正を求めても自民は発言の取り消しを断固拒否しました。
 旭川市の現状をどれだけ把握しての発言かは定かではありませんが、一致協力してこの難局を乗り越えようと必死にとりくんでいるときに、道議会で一自治体を名指しして機能不全と批判するなんて。自民党さん、どうしちゃったんですか。

私学助成署名提出

 1日、私学助成をすすめる会のみなさんが集めた28,806名の署名が提出され、超党派議員で受領しました。コロナ禍の署名で多くを集められなかったということですが、公私の格差をなくして誰もがお金の心配なく学べる北海道にしてほしいという生徒さんと保護者のみなさんの思いが詰まった署名です。道の補助金増額のため頑張ります。


2020年11月30日月曜日

クラスター発生の旭川、西川市長へ緊急要望

旭川市では、新型コロナウイルス感染者が急増、吉田病院に続き基幹病院の旭川厚生病院でもクラスターが発生する重大局面となっています。共産党旭川地区委員会と市議団(能登谷繁団長)は、これ以上の感染拡大を抑制するために「病院・介護施設等への社会的検査」を広範に行うこと、入院病床及び宿泊療養施設の十分な確保を行うこと、とくに宿泊療養施設は早急に2カ所目を設置するよう求めて、西川将人市長に要請しました。また、政府の「GoToトラベル」の対象地域から札幌市が除外されましたが、医療体制がひっ迫する旭川市も対象地域から外すことや、市民のくらしや地元経済のために市として第2第3の支援を行うことを求めました。西川市長は、検査体制の強化を図ること、療養施設は北海道に要請していること、市中感染が広がれば「GoTo」の見直しもあり得る、自粛には補償も考えなければならないと応じました。
市議団から医療従事者が自宅に帰れずホテルから出勤している実態があるとの指摘に、市長は、医療現場の働きを全力でバックアップしていきたいと語りました。
私から①高齢者施設などの社会福祉施設がPCR検査が必要と判断した場合交付金の対象になるので活用を、②2か所目の宿泊療養施設の設置に向けても尽力したいと申し上げました。

広げて保育士等慰労金事業

 「保育士等慰労金事業」、8月の特別委員会で道内34市町が実施、検討中は9市町、未定・断念・検討していない136市町村、実施状況がわかりました。国が児童福祉分野への慰労金を実施していないことで自治体間に差が出ています。保育士さんたちはどこのまちでもコロナ禍の医療現場などで働く保護者を支えてきたのに…やっぱり国が子どもの分野を除外したことが問題。医療・介護と同様に保育など児童福祉分野を評価して、ぜひ慰労金の対象に!(8月の委員会で質問)


 

2020年11月21日土曜日

検査体制の抜本的強化、GoToの見直しを要望

 新型コロナ感染症の拡大が止まりません。今日緊急に、知事に対して、無症状者の発見と保護隔離のために検査値トレース体制の抜本的強化を図ること、医療現場のひっ迫回避と通常医療確保のために旭川市などにも宿泊療養施設の確保を急ぐこと、休業保障の拡充と家賃支援等の継続を国に求めること、生活福祉資金や生活保護の活用、GOTOの見直しを国に求めることを要望しました。対応した中野祐介副知事は、1)積極的疫学調査に全力をあげる、2)4定予算で宿泊療養施設を札幌で増設し、道北、十勝管内など全道域で確保したい、3)1880床分の空床を確保した医療機関への補助単価の引き上げについてそれぞれ予算措置したいと応じました。


2020年11月17日火曜日

北海道にカジノはいらない


 道庁はこれまでにカジノ誘致に4270万円もかけてきましたが、誘致をめぐる贈収賄事件まで起きています。一度目の応募は断念した鈴木知事ですが、カジノ事業者と道職員との面談記録を非開示と決定。作ってはいるけれど道民には見せないというのにはびっくりです。東京都は、事業者ごと、職位ごとに確認できるように開示していると迫ると、経済部は、2016年度に8件、17年度23件、18年度40件、19年度24件、今年度は10月までに4件と答えました。件数まで示せるなら、黒塗りでも出せないのでしょうか。何か差しさわりがあるのでしょうか。贈収賄などと不名誉な事件が起きているのですから、後ろめたいことがなければ、道職員自ら開示して、説明責任を果たすべきです。

グリホサート(商品名ラウンドアップ)は発がん性などが指摘されている除草剤です


 

グリホサート(商品名ラウンドアップ)は発がん性などが指摘されている除草剤です。ホームセンターなど一般家庭向けが増え、北海道の出荷量は2018年度2,232㌧、2011年に比べて1.8倍に増加しています。ミツバチの生態系への影響が問題となったネオニコチノイド系殺虫剤は599㌧に半減しています。
ホクレンは大豆の収穫前農薬使用について「グリホサート剤の落葉時期、収穫時期の14日前での使用は、品質低下並びに適用外となるケースもあることから使用を控える」「2020年度以降収穫14日前以降に使用した場合はJAの共同販売ではとり扱わない」と決定しました。「遺伝子組み換え食品いらないキャンペーン」が、道産大豆について農民連食品分析センターに残留農薬調査を依頼。大豆の収穫前の使用中止を求めてきたことがホクレンの決定につながりました。
2018年の道総研の試験で、グリホサートは落葉終期から収穫14日前までの使用に除草効果が十分に認められなかったことがわかっていたそうです。農業規模が大きくなり、重労働の草刈りから除草剤散布へと省力化のために作業が変わってきているといわれている中、国は残留農薬の規制緩和を進めています。
道は化学農薬の防除に頼りすぎず輪作や雑草の除去などの耕種的防除、防虫ネット使用などの物理的防除、病害虫の天敵を利用した生物的防除を組み合わせた総合的防除の推進を基本にすると答えました。安心して道産農産物を食べられるようにチェックの必要性を強く感じる質問でした。

建設部と農政部の契約状況5年間をチェック

 

官製談合の背景といわれる独占、高落札率、天下りの張り付け、改善があったのか、決算特別委員会で建設部と農政部の契約状況5年間をチェック。建設部は受注実績上位20社のうち19社が5年連続独占、農政部も同様に上位が独占する状況でした。工事と委託の落札率99%以上が、両部併せて過去5年間で1704件。ゴッドハンドが働かずしてどうして99%以上がこんなにあるのか、不思議で仕方ありません。そこに道幹部職員が指定席のように天下りしている相関性も明らかに…。
入札を監視する入札監視委員会の厳しいチェックを求めたところ、委員の選任要件に「知事が適当と認める者」と書かれているだけのところを、東京都のように中立公正、客観的立場を、明記するよう求めました。鈴木知事は公正中立な立場で客観的に調査審議していると答えるだけで、書き込むとは決して言いません。がっかりですね。

 

2020年11月10日火曜日

道営住宅駐車場使用料が起債償還費に?


 道営住宅の駐車場使用料が道営住宅を含む土地購入の起債償還費にあてられていることがわかりました。国土交通省の通知を根拠にしていますが、住宅部分の購入まで使途とされているのは奇異なこと。通知では「駐車場の償却費・修繕費等に充当する」とされているだけです。でも土地は、使用されて時間を経過したとしてもそのことが原因で価値を減らすものではないので減価償却の対象にはならないのでは…駐車場使用料の使途としてはふさわしくないのではないかと思います。起債を償還し終わっても土地所有者は道のまま、利用者にはなりませんし、自分が住んでもいない、見たこともないような、道営住宅建物と駐車場の土地を道が新たに購入したからその起債の償還に、自分が収める駐車場使用料が延々と、充当されていくことに理解が得られるだろうか。それより工業の利便のため除雪などに使っていただきたいと申し上げて、見直し・検討を求めました。

 

2020年11月6日金曜日

問題多い日高線廃止

5日、地方路線特別委員会でに報告された日高線廃止・バス転換について質問。日高町村会長は「私たちに寄り添うべき国や道はJRと沿線自治体に対応を任せきりの感もあった」と発言していることを紹介しながら、被災から6年近くも放置して廃線の決断を迫るような道の姿勢を批判しました。日高線は札幌・旭川間に匹敵する116㎞の長大路線です。高波被害と赤字を理由に廃線を迫られた苦渋の決断。にもかかわらず、道は利便性が高まると説明しますが、利用者からバス路線のニーズを聞いてもいないし、JR北海道は護岸工事の具体策も示していません。被災して不通のJR九州肥薩線では国が早期の鉄道復旧に向けて協力していくと表明。廃線ありきではなく、生活の足、観光の足を守るという姿勢が道にないのがとても悔しいです。根室線富良野・新得間も被災から放置されたままですが、被災を契機に廃線にすることは繰り返すことがないよう求めました。



アイヌの文化や歴史の理解促進へ

北海道では、アイヌ政策推進方策が検討されています。4日の道議会環境生活委員会で質問。和人による侵略と同化政策という正確な歴史認識の反映、遺骨や教育の格差などの記述の追加などを求めました。環境生活部は、質問された点も含めて検討していくと答えました。
インタ-ネット上などでのヘイトスピーチについても調査と毅然とした対応を求めました。道は「アイヌの人たちを差別することを目的にしたヘイトスピーチはアイヌ政策推進法に反する」と国の見解を示して、「差別や偏見のない共生社会を実現するためにアイヌの文化や歴史の理解促進に努め、個別の事案については適切な対応が行われるよう法務省や厚生労働省など関係機関と連携していく」と答えました。


2020年10月31日土曜日

農産物の安全向上を

 道産農産物の安全向上のために、グリホサート除草剤とネオニコ殺虫剤の使用制限を求めて、新日本婦人の会北海道本部のみなさんが道農政部と懇談。同席させていただきました。みなさん北海道産農産物を選んで購入しているとのこと。農薬は基準緩和ではなく使用を減らしてほしい、残留農薬は基準内ではなく検出されないようにと、道の指導を求めました。



2020年10月24日土曜日

子どもや若者たちが希望もって学び働ける社会を!


24日、畠山和也衆院北海道ブロック比例予定候補(前衆院議員)が旭川入りし、市内2ヵ所で街頭演説するとともに、3ヵ所の集いに参加しました。市中心部での街頭演説には、強風のなか100人の人たちが熱心に演説を聴いていました。畠山さんは「次の総選挙は政権交代と野党連合政府をつくる選挙です。コロナ禍の中で、アルバイトがなりなり大学をやめ辞めざるをえない学生もいます。中学校教師をしていた私は、少人数学級を実現し、学費の半減を実現して、子どもや若者たちが希望を持って学び働ける社会をつくりたい、そのために私を何としても国会に送ってください」と力強く訴えました。

 

 

 

2020年10月13日火曜日

「やめて!北海道に核のごみ捨て場」



 「やめて!北海道に核のごみ捨て場」、知事と寿都町長、神恵内村長に声を届けようと集まったみなさんと道庁北門前スタンディングに参加してスピーチ。札幌駅近くでもスピーチさせていただきました。核のごみは人間が生きて近寄れない危険なものです。全国から4万本もガラス固化体といわれる核のごみを集めて火山や活断層が近くにある寿都町や神恵内村に埋めることがどれだけ危険なのか、一緒に考えましょう。NUMOは千年は大丈夫といいますが、千年では安全にはなりません。科学的に未だ確立していない地層処分技術の下で放射能が安全になるまでの10万年間を安全に管理できるのか、だれも保証できません。交付金は国民の税金、お金だけ受け取って処分場は受け入れませんとはならないのではありませんか。核のごみを増やさないために原発は再稼働させない、使用済み燃料を再処理しないことです。核のごみ問題、一緒に考え、文献調査への応募撤回を求めていきましょう。


寿都町長さんは応募決定を撤回してください。神恵内村長さん翻意してください。

 一体何のために危険な核のごみをこの北海道に埋めようとするのでしょうか。火山も地震も沢山あって安全だなどと誰も保証できません。千年は大丈夫と嘯くNUMO自体が千年もたないでしょう。寿都町では議会に諮らず非公開で決めるのは後ろめたさがあるのでしょうか。反対の声があることを知られたくないのでしょうか。原発マネーに絡めとられては未来を語れなくなります。寿都町長さんは応募決定を撤回してください。神恵内村長さん翻意してください。

2020年10月3日土曜日

核のごみNO!

 

定例の街頭からの報告。第三回定例道議会が閉会となりました。

放射性廃棄物の処分選定へ寿都町と神恵内町が文献調査に応募しようとしていますが、危険な核のこみの持ち込みは認められないと多くの道民が反対しています。

予算特別委員会では、就学援助の入学前給付を広げていくよう求めたことなども報告しました。





危険な放射性廃棄物処分

 後志管内神恵内村と寿都町で、最終処分場選定に向けた文献調査への応募の動きが急になっています。文献調査は最終処分場選定の入り口です。最終処分を計画的・確実に進めるためと法律に明記され、経済産業大臣はそのための方針と計画を作ることになっています。寿都町長がいうように、交付金だけ受け取って最終処分場は受け入れないという選択肢はあり得ない仕組みです。

核のごみは、原発から出る使用済み燃料を再処理した後の、放射能がとてつもなく高い物です。人間が側で20秒も生存できないほど危険なものです。放射能が自然界のウランと同レベルまで下がるには10万年かかると言われています。NUMOはオーバーパック で覆われて1000年もつ、300㍍地下の地層処分すると説明していますが、火山と地震が多発する日本、誰も安全を確認できません。そんな廃棄物を活断層が近い寿都町や神恵内に、全国から4万本も集めて埋めることはあまりにも無謀で危険です。道議会の一般質問、予算特別委員会で取り上げてきました。「核のごみは北海道に持ち込ませない」、この一点で共同の輪を広げ、断念をめざします。

 

2020年9月26日土曜日

核のゴミ処分に反対の声を!

寿都町と神恵内町が核のゴミの処分場選定の文献調査に応募しようとしていますが、住民や周辺町村、漁業者や水産業者から反対の声があがっています。原発も、核のゴミ処分も、安全性が確認されていません。北海道の問題として、声をあげていきましょう。

全面禁煙の道議会庁舎で一部議員の喫煙が発覚した問題についても報告しました。

全面禁煙の道議会で喫煙発覚

                                            

禁煙となっている道議会庁舎で喫煙をしている議員がいることがわかりました。

道議会新舎は、喫煙所を設置していないため、4月からの改正健康増進法上、全面禁煙の運用です。ところが一部道議の喫煙が発覚しました。
所属議員の喫煙が報道された自民会派は23日の総会で、「犯人さがしはしない」と決定。逆に「喫煙所の設置」を求める声が一部で上がり、調査しないだけでなく「禁煙推進」の流れに逆らうような事態に道民から猛反発の声が出ています。民主会派も、一部道議が庁舎や地下駐車場で喫煙していたことを認めました。
23日の本会議終了後直ちに、これまで全面禁煙を求めてきた日本共産党と北海道結志会、公明党の会派代表とともに、村田憲俊議長と協議。「6月15日の会長会議で、たばこの匂いがしたと指摘して禁煙の徹底を求めたばかり。厳正な対処が必要」と発言しました。議長は自民、民主の両会派に禁煙の徹底を伝えると応じました。
北海道医師会などが全道で反対署名を展開、新型コロナウイルスの影響で喫煙所を閉じているところが増え、公共の場での禁煙は当然の流れとなっています。道民から「違法喫煙」「道議会だけ特権なのか」など厳しい声が高まっています

2020年9月19日土曜日

戦争法強行から5年「憲法改悪反対」総がかり行動 in ASAHIKAWA

 
あさひかわ九条の会、あさひかわ東地区九条の会、あさひかわ西地域九条の会、A.F.M.Aの呼びかけで、「憲法改悪反対」の集会とデモが行われました。 


安倍政治最大の「負の遺産」戦争法強行から5年

小松晃市議と定例の街頭からの報告。 今日19日で安保法制=戦争法強行成立から5年。集団的自衛権の行使を容認する戦争法は憲法違反であり、安倍政治最大の「負の遺産」です。それを菅内閣が継承しています。総選挙が早期にあるとも言われています。市民と野党の共闘で自民・公明政権を終わらせましょう。

マルチ商法で2100億円以上の被害を負わせたジャパンライフの山口元会長が詐欺容疑で逮捕されました。山口元会長は安倍前首相の推薦枠で「桜を見る会」に招待された人物。その招待状がマルチ商法に利用されていました。安倍前首相や菅首相が マルチ商法にどう関わっていたのか、糾明する必要があります。




2020年9月7日月曜日

泊原発周辺の地層調査

北電は2030年までに泊原発を再稼働する計画ですが、泊原発のF1断層が活断層であることを否定できていません。10・11日に安全審査に関する現地調査を規制委員会が行うことになりました。それに先立ち活断層だと証明する論文を発表した科学者の方と泊原発周辺の地層を調査し、講義もしてもらいました。(4日)

2020年9月3日木曜日

DV被害相談の改善を求めて

配偶者からの暴力被害相談に答えてもらえないと相談が寄せられ、1日、環境生委員会でDV被害相談の改善を求めて質問しました。脅迫を受けた場合の保護命令や、電話・メールによる嫌がらせの禁止など2008年の法改正で前進しましたが、被害届、を出しにくいなど課題もあります。
道内の一時保護は2016年度246人、17年度219人、18年度190人と減少傾向です。面前DVの急増による同伴児への支援強化や相談が不調となった場合のセカンドオピニオンの必要性などについてもとりあげました。
道では相談・自立支援のために各振興局に男女平等参画推進員として会計年度任用職員が配置されていますが、専門的な継続性を考えると正規職員が望ましいと考えます。またセミナーも頻度が高いとは言えません。国ではいまだに加害者校正プログラムを調査研究中、加害者対策が遅すぎます。
また、市町村はDV防止基本計画の策定に努めることになっていますが、道内での策定は16市町村にとどまっています。市町村ではなじみの少ないDV対応ですが、地方でも配偶者暴力による事件は続発しています。実態に合わせて準備が必要ではないかと思いました。

2020年8月29日土曜日

安倍首相辞任表明 速やかに臨時国会を開催し、十分な審議を

29日、定例の街頭報告。
アベ首相が辞任を表明しました。日本共産党は、速やかに臨時国会を開催し、コロナ対応や国政の基本問題について十分な審議を行うことを求めています。
安倍政権のもとで二度にわたる消費税増税は経済に深刻な打撃を与え、実質賃金が低下し、格差と貧困が拡大しました。集団的自衛権行使容認の閣議決定、安保法制=戦争法の強硬成立など、戦後最悪の安倍政権に、「アベ政治を許さない」の声が大きく広がりました。また、「森友」「加計」「桜を見る会」など、国政私物化になんら責任をとらず、世論の厳しい批判を浴びています。市民と野党の共闘の力で自民党政治の抜本的転換を求めていきましょう。

2020年8月28日金曜日

むかわ町を視察

むかわ町穂別を訪問。太古の大海原だった穂別、海の地層から発見された陸の生物・恐竜が発見され注目されています。町立穂別博物館には中生代白亜紀後期に生息していたホベツアラキリュウ(首長竜)の全身復元模型と、カムイサウルス・ジヤポニクス(むかわ竜)の全身化石や大型アンモナイトなどが展示されています。クラウドファンディングで資金を集めて全身化石復元にとりくんだということです。
胆振東部地震で住宅被害の多かったむかわ町の復興は道半ばです。被災の時に大奮闘したむかわ町議員団の北村修議員が恐竜ワールド構想調査特別委員会副委員長として参加しました。


 

ウポポイを視察

国立民族博物館ウポポイを視察。展示物など前回と変わっていました。今回は旭川の川村カ子トさんが測量士として天竜峡に入ったことの紹介、知里真志保さんの単語調査カードなどに注目。文化の継承は謳っていますが、残念なことに同化政策や遺骨盗掘などの歴史について説明しているところは見当たりませんでした。