2021年6月17日木曜日

過剰な管理教育浮彫 ~ 道立高の校則実態調査

 いわゆるブラック校則が社会問題になっています。北海道ではどうなのか、道立高校191校(全日制)の校則を取り寄せ、制服や髪型、校外活動、校則の見直しと公開などの視点から分析した結果を公表しました。ツーブロックを禁止する校則は北海道の高校でもありました。美容室のカラー見本で4より黒くする規定や、髪の調査を年8回も行っているという高校も。地毛証明書の提出や異装届けを提出して許可を得るという校則も…校則のHPでの公開は一校、見直しの規定があるのも一校でした。道教委は校則の見直しをすすめるよう通知を出していますが、実態調査をしていません。三重県や岐阜県では実態調査のうえ見直しが進んでいます。道教委に実態調査を求め、児童生徒の意見を反映させた見直しがすすむよう議会でとりあげていきます。

6月17日付「しんぶん赤旗」
 

「新幹線頼み見直せ」JR社長らを追及

6月16日付「しんぶん赤旗」

2021年6月14日月曜日

路線維持し北海道発展に貢献を! JR北海道社長ら参考人招致質疑

 9日、道議会地方路線問題調査特別委員会にJR北海道の島田修社長ら経営幹部を参考人招致し各派が質疑しました。冒頭、7日深夜の函館線の保線用車両が制動不能となり暴走したトラブルについて陳謝した島田社長でしたが、赤線区の廃線と、黄色線区の地方負担のいよる支援方針は変えようとしません。

私の質問は18時を過ぎましたが、路線維持の責務を果たすよう求め、北海道新幹線の黒字化と経営改善の根拠などを質しました。羽田空港と新千歳間の航空利用者3万人、札幌延伸によって1万5400人の新幹線利用を見込んでいるというJR側の答弁に、委員会室では「それはないだろう」と…運賃は1万円と想定していますが利用者が少なければ変動する絵に描いた餅、極めて楽観的な見込みです。
JR北海道の最大の赤字線区は144億円の新幹線。JR北海道が廃線を主張する赤線区と、黄色線区の赤字の合計は154億円です。新幹線の収支改善なしに地方路線の廃線と地方負担を求めるJR北海道の姿勢は他会派も問題視していました。
不動産投資で鉄路を支えるといいますが、先行き不透明です。分割民営化したときから赤字は折り込み済みです。公共交通機関として維持・存続させていくためには、道路のように国の支援が不可欠です。



 

2021年6月3日木曜日

同居の義母が永眠しました

28日、同居している母が92歳の人生を生き抜き、永眠いたしました。昨年からの入院生活でしたが、4月に3週間ほど自宅に戻ることができました。再入院後も畑に何を植えるかな、庭の花はツツジやシャクナゲ、チューリップが咲いたのねと写真を見なから話し、お友達や妹、孫のことを最期まで気遣っていました。前日にはコーヒーを飲みバニラアイスも食べていましたが、家族が見守る中眠るように逝ってしまいました。自分の親よりも長くくらし、多くのことを教えてくれた母は「娘です」と紹介してくれていました。残された日記は几帳面な人柄と愛情に溢れていました。
交友を深めてくださったみなさん、受け入れ先病院を根気強く探してくださった旭川消防のみなさん、コロナ禍に治療と看護を尽くし帰宅めざしてリハビリを励ましていただいたみなさん、心から感謝申し上げます。