女性なのにウルトラマンのわけ


2011年からの3期目は、日本共産党の道議は1人だけでした。

3分間質問ではカラータイマーのように青ランプが赤ランプに変わります。議場から「まるでウルトラマン!」と声がかかりました。


道政史上最短の質問時間「1分」に、高橋はるみ前知事は「今後は辞退する」と答弁。北海道電力の役員から知事への政治献金に、終止符を打った瞬間でした。

5期目(2019/4/30~)、日本共産党の道議団は3人の諸派となって、スタートしました。  :*:.。.:*(´∀`*)*:.。.:*:

2025年12月11日木曜日

泊再稼働同意に撤回求める!

 鈴木直道北海道知事 泊原発3号機の再稼働に同意  

共産党道議団、撤回求める!

鈴木知事は、立地4町村の意向を尊重すると発言。道民理解が必要ともいう一方、後志管内16市町村の意見照会にも道民の公募意見にも回答せず。道内6圏域での説明会の議事録の開示完了は知事の同意表明当日の午前1時。
札幌市の論点整理の意見交換もないまま、ただ報告を受けて、会議もせず、知事が決めたと表明。
独断と数の力で強引に進める手法を批判しました。安全性や避難に要望がずらりと寄せられても参考にしたというだけ。事故リスクはゼロではないと言いながら、新規制基準に適合し、防護対策を取るからと事故の反省のなさには驚くばかりです。
加えて電気料金の算定には、数年後に購入しなければならないウラン燃料購入費用も、新荷上場と専用道路の費用も含めず、算定条件が変わられば引き下げ幅も変わるのに家庭用11%、事業用6%の値下げを期待させています。
丸山はるみ議員の予算特別委員会での質問に知事答弁は何度もストップ。
泊村で取材打ち切りした事実を確認されると、知事は一度答えたと釈明。道知事の取材打ち切りなど聞いたことがありません。
丸山議員に知事は何度も同じ答弁を繰り返し、説明責任を果たしませんでした。これで危険な原発を稼働させることはあり得ませんと同意の撤回を求めました。
質問前に道庁前に集まったみなさんを激励しました。
 

2025年12月10日水曜日

中村みなこ、真下道議からバトンタッチ

 8日、記者会見を開き、2027年の道議会議員選挙旭川市に立候補しないことを表明しました。私は、あらゆる世代の要求を聞き、政治を革新するには世代交代が必要だと考えています。中村みなこ旭川市議に後継を託すことになりました。旭川市選挙区で2003年に当選以来6期、前任者から通算9期にわたって日本共産党の道議会での議席をつなぐことができました。北海道の共産党にとって新しい峰を登り続けてきました。これまで道議会に送り出してくださった旭川市民のみなさんに、心から感謝を申し上げます。

 2011年は一議席、2015年には4議席に躍進し女性初の会派代表となりました。道議会質問の回数がトップとなり、「道議会の仕事人」「ウルトラマン質問」などの身に余る評価をいただきました。道立学校へのAEDと生理用品の設置はじめたくさんの仕事をしてきました。特に印象に残っているのは、道内で出産できる病院が顕著に減少し、少しでも力になりたいと通院・宿泊への補助制度創設に尽力できたことです。

中村みなこ市議は、市議の仕事を全うし、道議に挑戦します。教育大旭川校出身で長年教職に携わってきました。社会の歪みが最も集中する子どもたちの現状をよく知る方です。豊かな感性と芯の強さを兼ね備えている、最高の後継者です。

どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

 

泊原発再稼働反対緊急ライブ

 泊原発再稼働反対緊急ライブ

はたやま和也元衆議とYouTubeライブ再稼働に最終的判断をすると言い張る鈴木直道知事。軽々に決める先にあるリスクを見ようとしないのでしょうか。それに対して原発の危険性の本質を伝えることができたでしょうか?

 

旭川市に8分野101項目の要望

 旭川市2026年度予算編成について、共産党旭川市議団と一緒に8分野101項目の要望をしました。石川厚子、眞嶋隆英、能登谷繁、中村みなこ各市議から重点要望を伝えた後、私からも、①学校給食の無償化に伴い、質の低下が心配されていますので、今津市長のもとでそのようなことにならないよう要請。市長は給食の量やカロリーが足りなくならないようにと答えましたが質には言及がありませんでした。②上富良野への長射程ミサイルの配備、旭川市への弾薬庫配備に対して、防衛省に要望した際、市民から説明会の要望があれば自治体と相談して対応すると回答があったことを紹介。ぜひ開催をと要請。③物価高騰の中で寿バスカードの負担引き上げ、ゴミ処理費用の引き上げは行わないでほしいという要望が私のところにも届いていると紹介。物価高対策に逆行する引き上げは行わないでという市民の声を伝えました。

退室の前に旭川市のヒグマ対策を道議会でも紹介していると伝えると、市長から取り組みの説明が止まらなくなりました。

 

2025年12月4日木曜日

緊急銃猟のヤジ

 3日、一般質問(7分)に立ちました。11月の決算特別委員会以降、ヒグマ対策やメガソーラー問題で政府要望と東京視察。依存症と若年者の自殺問題で松本俊彦先生から目から鱗の講義を受け、感動が冷めやらぬまま家に戻ることなく、引き続き連合審査会参考人招致で2日間の質問。

1分1分1分3分4分5分と文字通り分刻みの質問に、こんな人いないよねと自分を励まし励まし、なんとか誤魔化されないように答弁引き出して、一般質問の準備に入りました。
その矢先の26日は道議会開会直後に泊原発再稼働を拙速に判断しないように野党で要請。極め付けは28日の泊原発3号機の再稼働をめぐる鈴木直道知事の「総合的に判断」→「最終的に判断」の原稿「読み間違え」訂正。
「単なる訂正で済む問題ではない」と追加説明を求めて挙手、議事進行発言。
これまでシェアした報道の方がよく伝わりますので、参考にしてください。
その後「今こそ緊急銃猟ヤジ」が発覚して、質問前から怒涛の毎日でした。
23年道議会議員を務めてきましたが、質問前からこんなに色々あって、Yahooニュースに連日報道されたのは初めてのことです。




 

2025年12月1日月曜日

先輩の紙屋克子さん

 懐かしい〜、紙屋克子さん。

学生時代に脳神経外科の看護学をご教示いただいた先輩です。活躍が紹介されています。(北海道新聞「ひと」蘭)

東鷹栖農民連80年記念式典

 29日、田んぼアートで注目されている旭川市東鷹栖の「農民連盟結成80年記念式典」に参加。戦後、いかなる立場からも支配と拘束を受けない農民の自主的組織として結成され、農業の近代化と農民生活の向上を図りながら、全国農民の団結による自由と平等と平和の社会の実現を目的に結成された農民組織です。コロコロ変わる農政に翻弄されながらも後継者に繋いできています。

あらっ、会場入り口に、書家の小林百炎さんの作品が展示されていました。

 


泊原発再稼働 知事が容認意向

 28日の道議会。鈴木知事の泊原発再稼働に対する発言に注目が集まる中、「原発は当面取りうる現実的選択、最終的に判断する」と表明。ところが続けて「総合的に判断する」と従来の答弁をしてしまった!

総務部長からメモを入れられ「最終的に判断する」と訂正。とんでもない事態にこのままでは済ませられないと、「議長!」と挙手。もちろんノー原稿でしたが、「最重要の判断を単なる訂正で済ませてはあまりに議会を軽んじている。最重要の判断をなぜ訂正したのか、追加説明と謝罪を求めます」と議事進行発言をしました。
議長の前に議会運営委員会が招集され、議場内議運が開催されました。自民党席から酷いヤジが飛び交う中、オブザーバーの丸山はるみ議員が呼ばれて説明。
結果はどうなるかと緊張が走る議場。議運協議の結果、認められました!
知事は再度登壇し、「読み間違えた」と釈明。
泊再稼働に関するこれまでの知事の考えの変更を表明するという重大な答弁を読み間違えたという信じられない事態に唖然とします。あまりに軽々な姿勢が露呈してしまいましたね。
控え室に戻ると次々と激励が。なんとありがたいことでしょう。
 
再稼働やむを得ないと鈴木知事
道議会超党派で早速な判断に抗議しました。重大事故リスクはゼロでないと認め、UPZを超える地域にも放射性物質の拡散を否定できないまま、それでも再稼働しますかと道民に誠実に問うべきです。期待する電気料金引き下げもあくまで条件付です。今度の事故対策にどれだけお金がかり、料金負担となるのか、期間はいつまでなのか、北電はあくまで試算しかしめせていません。
STVニュースが報道
(共産党 真下紀子団長)「反対や懸念を表明している会派には十分な説明なく、知事が原発の有効利用に賛同する事態に驚いている。非常に道民に対して誠実でない対応を行っている」

 
 
 

26日、第4回定例道議会が始まりました〜

初日から定例となっている街頭報告。
2024年度決算について本会議討論。
鈴木道政は半導体・GXDX、観光機構に多くの財源を振り向ける一方、900万円にも満たない保育支援事業が99.9%の執行率になったことを対比。物価高騰対策も医療介護支援も極めて不十分で道民のくらし・福祉を重んじていないと理由をのべて、一般会計歳入歳出決算報告を不認定としました。

 



泊原発再稼働は無責任

 

 泊再稼働は事故リスクゼロではないと国も北電も道も口を揃えますが、北電の限定的責任にとどまり、最後は全て国民に押し付けられます。被爆リスクは国際基準内にとどまるように防護できると、事故は起きない前提の新たな安全神話になっていると痛感しました。