2018年11月8日木曜日

会議録がない ~ カジノ有識者懇談会

7日、道議会、食と観光対策特別委員会。
カジノ誘致の候補地とギャンブル依存症対策の実効ある方向性を示す第3回有識者懇談会の報告がありました。専門家からは「日本のカジノ規制が世界最高水準だといっているが、そういう人は世界に一人もいない」と発言が出ています。「北海道のギャンブル依存症の実態がわからないためカジノ導入後との比較ができない。調査が必要」とも強調されています。一方、「候補地は苫小市が優勢」「早急に決めないと勝ち残れない」などの意見もでています。そこで質問すると、有識者懇談会は概要版だけを作っていて、会議録がないことがわかりました。構成員の方は「透明性を確保しながらやってきた」「隠し立てなくやってきた」と自負しているのに会議録をつくって広く道民に知らせなければ構成員に失礼ではとのべて作成を求めました。道は構成員の意見も聞いて作成する方向と、答弁が出ました。