2020年9月26日土曜日

全面禁煙の道議会で喫煙発覚

                                            

禁煙となっている道議会庁舎で喫煙をしている議員がいることがわかりました。

道議会新舎は、喫煙所を設置していないため、4月からの改正健康増進法上、全面禁煙の運用です。ところが一部道議の喫煙が発覚しました。
所属議員の喫煙が報道された自民会派は23日の総会で、「犯人さがしはしない」と決定。逆に「喫煙所の設置」を求める声が一部で上がり、調査しないだけでなく「禁煙推進」の流れに逆らうような事態に道民から猛反発の声が出ています。民主会派も、一部道議が庁舎や地下駐車場で喫煙していたことを認めました。
23日の本会議終了後直ちに、これまで全面禁煙を求めてきた日本共産党と北海道結志会、公明党の会派代表とともに、村田憲俊議長と協議。「6月15日の会長会議で、たばこの匂いがしたと指摘して禁煙の徹底を求めたばかり。厳正な対処が必要」と発言しました。議長は自民、民主の両会派に禁煙の徹底を伝えると応じました。
北海道医師会などが全道で反対署名を展開、新型コロナウイルスの影響で喫煙所を閉じているところが増え、公共の場での禁煙は当然の流れとなっています。道民から「違法喫煙」「道議会だけ特権なのか」など厳しい声が高まっています