2025年12月11日木曜日

泊再稼働同意に撤回求める!

 鈴木直道北海道知事 泊原発3号機の再稼働に同意  

共産党道議団、撤回求める!

鈴木知事は、立地4町村の意向を尊重すると発言。道民理解が必要ともいう一方、後志管内16市町村の意見照会にも道民の公募意見にも回答せず。道内6圏域での説明会の議事録の開示完了は知事の同意表明当日の午前1時。
札幌市の論点整理の意見交換もないまま、ただ報告を受けて、会議もせず、知事が決めたと表明。
独断と数の力で強引に進める手法を批判しました。安全性や避難に要望がずらりと寄せられても参考にしたというだけ。事故リスクはゼロではないと言いながら、新規制基準に適合し、防護対策を取るからと事故の反省のなさには驚くばかりです。
加えて電気料金の算定には、数年後に購入しなければならないウラン燃料購入費用も、新荷上場と専用道路の費用も含めず、算定条件が変わられば引き下げ幅も変わるのに家庭用11%、事業用6%の値下げを期待させています。
丸山はるみ議員の予算特別委員会での質問に知事答弁は何度もストップ。
泊村で取材打ち切りした事実を確認されると、知事は一度答えたと釈明。道知事の取材打ち切りなど聞いたことがありません。
丸山議員に知事は何度も同じ答弁を繰り返し、説明責任を果たしませんでした。これで危険な原発を稼働させることはあり得ませんと同意の撤回を求めました。
質問前に道庁前に集まったみなさんを激励しました。
 

2025年12月10日水曜日

中村みなこ、真下道議からバトンタッチ

 8日、記者会見を開き、2027年の道議会議員選挙旭川市に立候補しないことを表明しました。私は、あらゆる世代の要求を聞き、政治を革新するには世代交代が必要だと考えています。中村みなこ旭川市議に後継を託すことになりました。旭川市選挙区で2003年に当選以来6期、前任者から通算9期にわたって日本共産党の道議会での議席をつなぐことができました。北海道の共産党にとって新しい峰を登り続けてきました。これまで道議会に送り出してくださった旭川市民のみなさんに、心から感謝を申し上げます。

 2011年は一議席、2015年には4議席に躍進し女性初の会派代表となりました。道議会質問の回数がトップとなり、「道議会の仕事人」「ウルトラマン質問」などの身に余る評価をいただきました。道立学校へのAEDと生理用品の設置はじめたくさんの仕事をしてきました。特に印象に残っているのは、道内で出産できる病院が顕著に減少し、少しでも力になりたいと通院・宿泊への補助制度創設に尽力できたことです。

中村みなこ市議は、市議の仕事を全うし、道議に挑戦します。教育大旭川校出身で長年教職に携わってきました。社会の歪みが最も集中する子どもたちの現状をよく知る方です。豊かな感性と芯の強さを兼ね備えている、最高の後継者です。

どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

 

泊原発再稼働反対緊急ライブ

 泊原発再稼働反対緊急ライブ

はたやま和也元衆議とYouTubeライブ再稼働に最終的判断をすると言い張る鈴木直道知事。軽々に決める先にあるリスクを見ようとしないのでしょうか。それに対して原発の危険性の本質を伝えることができたでしょうか?

 

旭川市に8分野101項目の要望

 旭川市2026年度予算編成について、共産党旭川市議団と一緒に8分野101項目の要望をしました。石川厚子、眞嶋隆英、能登谷繁、中村みなこ各市議から重点要望を伝えた後、私からも、①学校給食の無償化に伴い、質の低下が心配されていますので、今津市長のもとでそのようなことにならないよう要請。市長は給食の量やカロリーが足りなくならないようにと答えましたが質には言及がありませんでした。②上富良野への長射程ミサイルの配備、旭川市への弾薬庫配備に対して、防衛省に要望した際、市民から説明会の要望があれば自治体と相談して対応すると回答があったことを紹介。ぜひ開催をと要請。③物価高騰の中で寿バスカードの負担引き上げ、ゴミ処理費用の引き上げは行わないでほしいという要望が私のところにも届いていると紹介。物価高対策に逆行する引き上げは行わないでという市民の声を伝えました。

退室の前に旭川市のヒグマ対策を道議会でも紹介していると伝えると、市長から取り組みの説明が止まらなくなりました。

 

2025年12月4日木曜日

緊急銃猟のヤジ

 3日、一般質問(7分)に立ちました。11月の決算特別委員会以降、ヒグマ対策やメガソーラー問題で政府要望と東京視察。依存症と若年者の自殺問題で松本俊彦先生から目から鱗の講義を受け、感動が冷めやらぬまま家に戻ることなく、引き続き連合審査会参考人招致で2日間の質問。

1分1分1分3分4分5分と文字通り分刻みの質問に、こんな人いないよねと自分を励まし励まし、なんとか誤魔化されないように答弁引き出して、一般質問の準備に入りました。
その矢先の26日は道議会開会直後に泊原発再稼働を拙速に判断しないように野党で要請。極め付けは28日の泊原発3号機の再稼働をめぐる鈴木直道知事の「総合的に判断」→「最終的に判断」の原稿「読み間違え」訂正。
「単なる訂正で済む問題ではない」と追加説明を求めて挙手、議事進行発言。
これまでシェアした報道の方がよく伝わりますので、参考にしてください。
その後「今こそ緊急銃猟ヤジ」が発覚して、質問前から怒涛の毎日でした。
23年道議会議員を務めてきましたが、質問前からこんなに色々あって、Yahooニュースに連日報道されたのは初めてのことです。




 

2025年12月1日月曜日

先輩の紙屋克子さん

 懐かしい〜、紙屋克子さん。

学生時代に脳神経外科の看護学をご教示いただいた先輩です。活躍が紹介されています。(北海道新聞「ひと」蘭)

東鷹栖農民連80年記念式典

 29日、田んぼアートで注目されている旭川市東鷹栖の「農民連盟結成80年記念式典」に参加。戦後、いかなる立場からも支配と拘束を受けない農民の自主的組織として結成され、農業の近代化と農民生活の向上を図りながら、全国農民の団結による自由と平等と平和の社会の実現を目的に結成された農民組織です。コロコロ変わる農政に翻弄されながらも後継者に繋いできています。

あらっ、会場入り口に、書家の小林百炎さんの作品が展示されていました。

 


泊原発再稼働 知事が容認意向

 28日の道議会。鈴木知事の泊原発再稼働に対する発言に注目が集まる中、「原発は当面取りうる現実的選択、最終的に判断する」と表明。ところが続けて「総合的に判断する」と従来の答弁をしてしまった!

総務部長からメモを入れられ「最終的に判断する」と訂正。とんでもない事態にこのままでは済ませられないと、「議長!」と挙手。もちろんノー原稿でしたが、「最重要の判断を単なる訂正で済ませてはあまりに議会を軽んじている。最重要の判断をなぜ訂正したのか、追加説明と謝罪を求めます」と議事進行発言をしました。
議長の前に議会運営委員会が招集され、議場内議運が開催されました。自民党席から酷いヤジが飛び交う中、オブザーバーの丸山はるみ議員が呼ばれて説明。
結果はどうなるかと緊張が走る議場。議運協議の結果、認められました!
知事は再度登壇し、「読み間違えた」と釈明。
泊再稼働に関するこれまでの知事の考えの変更を表明するという重大な答弁を読み間違えたという信じられない事態に唖然とします。あまりに軽々な姿勢が露呈してしまいましたね。
控え室に戻ると次々と激励が。なんとありがたいことでしょう。
 
再稼働やむを得ないと鈴木知事
道議会超党派で早速な判断に抗議しました。重大事故リスクはゼロでないと認め、UPZを超える地域にも放射性物質の拡散を否定できないまま、それでも再稼働しますかと道民に誠実に問うべきです。期待する電気料金引き下げもあくまで条件付です。今度の事故対策にどれだけお金がかり、料金負担となるのか、期間はいつまでなのか、北電はあくまで試算しかしめせていません。
STVニュースが報道
(共産党 真下紀子団長)「反対や懸念を表明している会派には十分な説明なく、知事が原発の有効利用に賛同する事態に驚いている。非常に道民に対して誠実でない対応を行っている」

 
 
 

26日、第4回定例道議会が始まりました〜

初日から定例となっている街頭報告。
2024年度決算について本会議討論。
鈴木道政は半導体・GXDX、観光機構に多くの財源を振り向ける一方、900万円にも満たない保育支援事業が99.9%の執行率になったことを対比。物価高騰対策も医療介護支援も極めて不十分で道民のくらし・福祉を重んじていないと理由をのべて、一般会計歳入歳出決算報告を不認定としました。

 



泊原発再稼働は無責任

 

 泊再稼働は事故リスクゼロではないと国も北電も道も口を揃えますが、北電の限定的責任にとどまり、最後は全て国民に押し付けられます。被爆リスクは国際基準内にとどまるように防護できると、事故は起きない前提の新たな安全神話になっていると痛感しました。
 


 
 

人形作家・宮竹眞澄さんの展示会

 連休中に人形作家宮竹眞澄さんの展示会に滑り込みセーフ。昭和の時代、両親との思い出を懐かしく思い起こしました。

宮竹ご夫妻にお会いできて、これからもご活躍下さいとごあいさつしました。
素敵な作品、ありがとうございます。
帰りはちょっと寄り道して、旭川家具で目の保養してきました。


2025年11月23日日曜日

ヒグマのリアル勉強

 22日、ヒグマのリアル勉強しました。

旭川では昨日住宅街で足跡が見つかり、外出に不安があると連絡も。通学の送迎などで渋滞にもなったとのことです。
知床での母グマの子グマへの愛情深い行動やヒグマと間近に出会ったお話はリアルでした。一方人間を怖がらず生活域に出てくる多くのヒグマとどうやって棲み分けできるのか、考えさせられました。
旭山動物園のヒグマ館にはヒグマ情報がたくさんあるとのこと。久々に行ってみようかな。
 

泊原発3号機再稼働をめぐる連合審査

 20日、泊原発3号機再稼働をめぐって連合審査会で委員外議員として、エネ庁、規制地庁、内閣府に質問。それぞれ1分の質問です。道議会で1分質問するのは私だけかな〜2011年のやらせ質問以来です。委員の皆さん、質問認めていただきありがとうございます。

 委員外質問それぞれ1分。

エネ庁は、福島第一原発事故からの復興・再生最後までと言いつつ、最後の姿とは?と聞くと廃炉までと…元に戻せないんだよ。
規制庁は、設置変更を新規制基準に適合したので許可したが、事故リスクはゼロではない。一義的責任は事業者と、全くの責任逃れでした。新港も規制対象としないと。誰も責任取らない原発事故。
内閣府は、重大事故による放射性物質の拡散は30k圏内のUPZを超えて拡散することもあると認める一方、確定的健康影響のない範囲と強弁。改めて、原発は被曝の受容が前提で、再稼働ありきの政府の姿勢を痛感しました。
明日は北電、原子力情報資料室、道庁に質問します。めげずに頑張ろう!
 

 

オーバードーズする子どもたち

 子どもの自殺が増えている背景、かつてない勢いで増え続ける10代の薬物依存を分析している方がいると聞いて小平市へ!

市販薬の過量服薬や自傷を繰り返す若者たちの支援にとりくむ国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター〜精神保健研究所 薬物依存研究部の松本俊彦部長を訪ね、お話を伺い、意見交換させていただきました。
松本先生の熱量に満ちたお話を聞くだけでは足りず、最新刊の「オーバードーズする子どもたち」をテキストに、従来の薬物依存症に対する認識を一新しなくてはと勉強しながら❄️❄️❄️の北海道へ。
20日は泊3号機再稼働問題で委員外質疑の予定ですから、う〜ん私の頭はもうフル回転以上に…

 

釧路メガソーラー 違反あれば中止できるように

 土壌汚染対策法や環境調査、森林法に違反するメガソーラー開発行為が釧路市で問題となっています。釧路市で新たに制定された条例は現在の工事が対象となりません。現行法で違法な開発工事を止められるか、森林法で湿地の原状回復できるのか、土壌調査で飲用に使用地下水の調査もできるのか、意見交換を進めました。事業者には再生可能エネルギーは自然への影響・負荷を軽減できる技術やコンプライアンスが必要です。

しんぶん赤旗の取材を受けました。

 

たくさん要望を国会へ

 17日、18日、この間道議会で取り上げてきたたくさんの要望持って国会へ。釧路湿原のメガソーラー問題、ヒグマ対策、上富良野へのミサイル配備と旭川への弾薬庫配備問題、国保の出産手当金の実施などなど。

大きな壁もありましたが、直接説明して前進したこともありました!帰りがけにおやつで充電して明日も頑張ります。

 

担当相 領土発言正せ

 北方担当大臣の北方領土を望んでの「外国に一番近い」発言を巡って、同行していた知事の対応を13日にただしました。確認に時間を要したと言って14日にやっと知事が弁明しました。大臣発言は8日、知事が進言したかどうかの確認になぜそんなに時間をかけたのか?不思議です。それでも大臣は発言を撤回したわけではありませんので、国内外に誤った発言は発信されたままです。国益を損なう重大問題は解決したといえません。


2025年11月14日金曜日

目が回る1日でした

介護・医療を守る要請を受けました。
 今日、13日は、大忙し〜

①決算特別委員会知事総括質疑に丸山議員が立ち、生物多様性条例の観点から釧路市北斗のメガソーラーの違法行為是正、違法な再エネ開発を抑止しようと大奮闘しました。
アイヌ差別については、アイヌ民族を否定するのは「不適切」と知事答弁引き出しました。
②介護・医療を守るための要請を受け
③北方領土を外国かのように発言した黄川田担当大臣に、発言の撤回と謝罪を求めるよう要請…重大なのはその場にいた鈴木知事が何の抗議もしない、修正も撤回も求めていなかったこと。詳細は確認中と言いますが、領土問題を北海道の最重要課題といいながらあまりに情けない。説明を求め、領土問題に厳正な対応求めて申し入れしました。
④それで終わらず、泊3号機再稼働問題で委員外議員として連合審査会質問を準備。もう目が回ります。
黄川田大臣発言で要請
 

災害レベルのクマ被害~共産党が対策会議

 クマ被害は災害レベル

共産党北海道・東北対策会議開催(7日)
北海道のヒグマ、本州のツキノワグマの被害は災害レベル、深刻な事態です。
国会とオンラインでつなぎ、実情の情報交換と環境省などへの人的・財政的支援の要請を行いました。
私は、交付金が盾・プロテクターなどの購入や保険加入など必要な対策に充当するには足りない実態、環境省と農水省の各々の法によるハンターの処遇が異なる問題、生態調査と効果的な被害防止対策、専門人材配置への支援など、道議会で取り上げてきた課題を報告し、財政支援を求めました。
「ヒグマとどう共生するか」を、対策の基本に据えることも強調しました。
岩渕友参議、山添拓参議が主催してくれました。

 

旭川民主商工会旭川市長に要望

 7日、旭川民主商工会(谷川広光会長)は7日、「資材・物価高騰による経済的影響から中小業者の経営を守ることを求める要望書」を旭川市長宛に提出し、意見交換しました。共産党旭川市議団と同席しました。

要望事項は、物価高騰対策、住宅改修補助金の増額、賃上げを行った中小業者への直接支援、国民健康保険の出産手当金の実施、寿バスカードの発行手数料引き上げないこと、福祉灯油実施などです。
道議会質問も紹介して国保の出産手当金実現のために力を合わせたいと要請しました。