2015年3月12日木曜日

大間原発の建設の余地を残す決議に反対

道議会最終日、大間原発の「建設凍結」を求めるはずだった決議案。開会一時間前に突然、「工事中断も含めた慎重な対応を求める」決議案に変更され、日本共 産党以外の賛成で可決されました。福島原発事故の収束は全く見通せず、いまだ放射能汚染水が海を汚染しています。大飯原発差し止め判決は250キロ圏内の 人格権を認めましたが、これが原発事故の教訓から学んだ到達点ではないでしょうか。避難計画は立てようがないという函館市は「無期限凍結」を求める訴訟に まで踏み切っています。福島第一原発事故発生から4年目の3月11日、その日に、道議会が大間原発の建設に余地を残すような決議をあげるべきではありませ ん。反対の立場に立つことを道議会議員各位に心から訴えて、反対討論を行いました。予期せぬ拍手が議場から起こり、採決では一人の議員が私とともに着席の まま反対を表明しました。