2020年1月12日日曜日

地方路線の維持・存続へ

道は,持続的な鉄道網の確立に向けた基本的な考え方(案)を8日の地方路線問題調査特別委員会に報告。中核都市間等を結ぶ幹線ネットワークとして鉄路の重要性が強調されています。経営安定基金の運用益不足とJR北海道の経営姿勢、大量輸送・定時性、本州との移動時間の不平等、トラック輸送の1/11というCO²の低排出などを説明する資料も添付され、国への提言を年度内に決めていきます。
旭川・帯広間をつなぐ根室線の運賃と移動時間は、札幌乗り換えで片道11,070円で4時間30分、富良野経由では3回乗り換えて4,070円で4時間23分。復旧させれば4時間弱で移動できることを示して、安くて速い根室線の復旧の必要性を盛り込むように求めました。人件費は2/3まで減減少し職員の中途退職は過去最高。経営効率一辺倒ではなく安全運行できる人員確保と、社員が希望を持てる会社にすることが必要だと主張しました。今年は国鉄清算事業団債務等処理法の改正を見通した大事な年となります。地方路線の維持・存続めざして奮闘していきます。今年もよろしくお願いいたします。