2018年3月15日木曜日

談合企業の契約は認められない ~ 道議会庁舎新築

13日、道議会予算特別委員会。
スーパーゼネコン4社によるリニア談合、北海道にも波及してきました。道議会庁舎の仮契約を大成建設と結んでいます。東京都では即刻指名停止していますが、北海道はまだ指名停止もせずに、あと2週間もかかると答弁したのにはびっくりです。北海道の規定では、仮契約から本契約の間の指名停止は「本契約に影響なし」とされます。また、指名停止は審査委員会が認日からとなるため恣意的な日程の決定も可能。談合による逮捕が明らかになったらすぐ指名停止する東京都とは大違いです。また、東京都の他、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府などでは落札業者が指名停止となったら「仮契約を解除する」「契約しない」ことになっています。談合に著しく甘い北海道の姿が浮き彫りになりました。さらに入札に参加していた業者は大成のJVのほか、清水JV、鹿島JV、岩田地崎JVだったことがわかると、「複数で参加か~」という声が委員会室に聞こえました。すでに東京で指名停止された企業に公正さが求められる道議会庁舎を建設される、そんなことでいいのでしょうか。16日に知事に質疑します。