2018年3月15日木曜日

アイヌ政策について質問

14日、予算特別委員会で、アイヌ政策について北海道の立場を質問。
道はこれまで「貧困を余儀なくされた」と答えてきましたが「アイヌの人たちは明治期以降の国の様々な施策により伝統的な生活や生産の手段を失い貧困に喘ぎまた近年に至るまでいわれのない多くの差別を受けてきたという歴史的事実があったと認識している」と明快に答えました。
また調査研究のあり方に関するラウンドテーブルの報告書で「先住民族であるアイヌに対する研究は他者の文化を議論しているという意識にかけ先住民族の声を聞いてこなかった側面がある。アイヌが遺骨等に有するする権利を尊重することが重要と指摘されている」と披瀝。道として「アイヌの遺骨の早期返還の実現に向け引き続き国に働きかける」答弁しました。松浦武四郎さんの十勝日誌など、たくさんの本を読んだおかげです。