2019年8月8日木曜日

アイヌ民族の歴史を反映した道の方針を

6日、道議会環境生活委員会で、アイヌ民族抑圧の歴史についての道の認識と、道の方針への反映を求めました。進学率が低いことや生業を奪われたことによる生活困窮に対して、給付型奨学金の創設、エカシ・フチへの手当創設を交付金で実施するよう求めました。アイヌ政策監は「伝統的な生活や生産手段を失い、貧困にあえぎ、近年至るまでいわれのない多くの差別を受けてきたという歴史的事実があった」とのべ、道民理解の促進とこれまでの政策に加え、地域・産業・観光振興など総合的政策を推進すると答えました。