2020年11月6日金曜日

問題多い日高線廃止

5日、地方路線特別委員会でに報告された日高線廃止・バス転換について質問。日高町村会長は「私たちに寄り添うべき国や道はJRと沿線自治体に対応を任せきりの感もあった」と発言していることを紹介しながら、被災から6年近くも放置して廃線の決断を迫るような道の姿勢を批判しました。日高線は札幌・旭川間に匹敵する116㎞の長大路線です。高波被害と赤字を理由に廃線を迫られた苦渋の決断。にもかかわらず、道は利便性が高まると説明しますが、利用者からバス路線のニーズを聞いてもいないし、JR北海道は護岸工事の具体策も示していません。被災して不通のJR九州肥薩線では国が早期の鉄道復旧に向けて協力していくと表明。廃線ありきではなく、生活の足、観光の足を守るという姿勢が道にないのがとても悔しいです。根室線富良野・新得間も被災から放置されたままですが、被災を契機に廃線にすることは繰り返すことがないよう求めました。