2021年2月18日木曜日

化学物質過敏症のグループが香料自粛について知事に要望

 16日、旭川市で活動する化学物質過敏症の患者及び家族の自助グループ「旭川CS仲間の会」のみなさんと、鈴木直道知事あてに要望書を提出しました。①北海道のホームページに「香料自粛の呼びかけ」を掲載し、周知してください ②香料自粛のお願いリーフレットを配布、ポスターを掲示し周知してくださいという内容です。2020年8月現在、111の自治体でHPで香料自粛を呼びかけています。旭川市でもポスタ―が作成されています。

参加したみなさんから、社会に香害が知られていないことで被害が拡大していくことや、発症者に対して学校や職場での理解が得られないこと、近隣住宅から柔軟剤の香りが漂ってきたときに香料自粛の住民へのお願いをしても理解を得られないなど、体験に基づいてお話されました。体験に基づいてみなさんからお話されました。ヘルプマークを活用していることも説明。
会場のドアを開けて換気しながら対応した田辺きよみ副局長は、切実な声に耳を傾け、まず知ることが大事と応じました。上川総合振興局保健所のトップページにシックハウス症候群・化学物質過敏症が追記し、リンクできるようにしたことも紹介しました。http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hgc/sickhouse.pdf