2021年2月4日木曜日

ヒグマとの共生について質問

 

2日、環境生活委員会でヒグマとの共生について質問しました。
1962年以降、ヒグマとの遭遇で52名がなくなり、97名が負傷していますが、住宅地では人身事故は発生していません。道はヘアトラップなどで生息数調査を行い、有効な出没対策にとりくんでいます。「ヒグマのことを知ろう」と4日まで紀伊國屋札幌本店の2階でパネル展示をしています。
市街地への出没、農作物被害が多く、狩猟期間の延長がヒグマ保護管理計画検討会で議論されています。でも春の時期の母子グマや冬眠中のクマを狩ることは倫理的に許されないという声が届けられました。アニマルウェルフェアの観点も踏まえた対応を道に求めました。北海道にしか生息していないヒグマの生息数を科学的に把握し、共生していくためにお互いリスペクトが大切だというと委員会室でも話題になりました。