2021年2月4日木曜日

留萌線の減便 通学に影響 JR代替バス運行を検討

JR北海道が代替バスの運行を検討している」、3日の道議会地方路線問題調査特別委員会に報告されました。14日の委員会で「春のダイヤ改正で予定されている留萌線深川19:22分発の減便が、通学などに及ぼす影響が大きい」と質問したことを受け、委員会としてJRとの協議と報告を求めていたものです。道は高校生へのアンケート調査も実施しました。

 冒頭、喜多龍一委員長と委員の特段の措置に感謝をのべた真下議員は、1月26日に深川西高と駅利用者から聞き取った内容で発言しました。

代行バス運行にあたって通勤者も、定期以外での乗車期間がある生徒への対処が必要なこと、ローテーションで体育館を使用しているため必然的に利用数が分散される実態への配慮、2020年はコロナ禍で登校日が少ないうえ学校祭が中止され部活動の回数が減少するなど特別の事情があったこと等を紹介し、利用者目線での対応をさらに求めました。また、卒業生は滝川、砂川、深川の看護師養成校への進学が多く地域医療を担う重要な役割を果たし、地域での就職も多く、地域を支える人材を多数輩出していると紹介し、将来を見据えて、生徒を支える重要性を強調しました。発言後、委員から拍手がわきました。

深川西高校 山本校長と懇談(1月26日)