2021年9月30日木曜日

泊原発の廃炉でCO2削減を!

 29日、今年初めての一般質問に立ちました。気候危機と原発エネルギ対策について質問しました。

泊原発が2012年5月に全停止して以降、原子力発電費(維持管理・冷却等費用)は、なんと「6170億円」に上っていると鈴木直道知事が答えました。年間約776億円~529億円もかけてるんです。
気候危機対策を急ぐ中、CO2を削減しなければならないというのに、泊原発では石炭火力を主力とした発電で毎日23万kWh程度の電力を使用しています。これは滝川市全世帯の電力量に匹敵します。年間に換算すると8,395万kWhと莫大な電力をただただ消費し続け、全くCO2削減に逆行しています。
これでどうして、電力の安定供給や経済効率性に資するなどどいえるのでしょうか。知事はそれには全く答えませんでした。
福島第一原発事故以降いまだに放射能汚染が続く中、原発再稼働など全く現実的ではありません。早くに廃炉を決断していれば、これほどの電力消費も、CO2の排出も抑制できたのではないかと思います。