2021年9月14日火曜日

保健福祉委員会で質問

 

「重症以外は自宅療養」に対し
 道、必要な入院、療養症状で判断
7日の道議会保健福祉委員会で質問。
「重症以外は自宅療養」との菅首相発言を受けて、厚労省が「入院させる必要がある患者以外は自宅療養を原則」という事務連絡を出しています。これによって「個々の症状に基づいて判断する」としてきた道の対応を変えることがないか、ただしました。
道は「限られた医療資源を重症者や重症かリスクの高い方に適切に提供することができるよう、医師が患者の症状に基づき判断した上で、入院の必要な患者には勧告、入院を要さない軽症者や無症状者には宿泊療養又は自宅療養としている」と答え、症状により判断すると改めて表明しました。
また、自宅療養の方に食料や日用品を配布、全員にパルスオキシメーターを貸与。自宅療養中の症状悪化リスクを常に想定し、保健所による毎日の健康観察で悪化を早期に探知し、入院や在宅医療に速やかに繋げることが重要と答え,地域の医療機関などと連携し自宅療養者の医療提供体制の構築に不断にとりくむ」と答えました。
道が旭川市に設置している宿泊療養施設に、外部から無断侵入があった問題では「ホテル運営にノウハウを持つという委託事業者の責任は大きい」と指摘して、再発防止と運営の改善を求めました。道感染対策課は、施設出入り口の管理の徹底、見回りの実施、入所時のルールの徹底を行うほか、詳細把握と再発防止対策のため被害届を提出したと明らかにしました。
エアロゾル感染が指摘されるなど新たな知見に基づく効果的対策を求めたのに対し、道はより一層の徹底を図ると答えました。