2015年4月5日日曜日

戦争にすすもうとする道に立ちはだかって一歩も引かない決意で勝ち抜きます

   第一声の演説を抜粋して紹介します
 

みなさん、日本共産党の道議候補、真下紀子です。3期12年、命を守ることを政治信条に道政とのかけ橋として全力疾走してきました。(以下中略)
私は4年前、東日本大震災と福島第一原発事故の真っただなか、道議会に送り出していただきました。(中略)

福島の原発事故から学んだことは、原発は事故を起こす、収束させる技術を持っていないということです。泊原発は停止から3年を迎えようとしていますが、泊原発の維持管理と核燃料の冷却には年間812億円もの巨額の電気料金が費やされています。原発一基の廃炉費用は500億円から800億円、これ以上ムダな維持管理費を負担するよりも「廃炉」を決断する時です。泊原発再稼働ストップ、「揺るがず原発ゼロ」の願い、真下紀子に託して下さい。北海道の豊かな自然を生かした地域エネルギー、再生可能エネルギーを普及させて、地域循環型経済を興していこうではありませんか。(以下中略)

今、どこに行っても戦争への不安が広がっています。安倍首相は、予算委員会で自衛隊を「わが軍」と呼び、憲法で禁じられた軍隊だと言ってはばかりません。自民党と公明党の合意で、5月にも戦争できる国へと法整備をすすめようとしています。時の政権の判断で、いつでもどこへでも、自衛隊を海外の戦争に派兵させ、戦闘行為をできるようにする、日本を戦争国家にする戦争立法です。断じて許されるものではありません。
私たち母親は、子どもを戦争に送り出すために生んだのではありません。子や孫を、戦争にとられるために育てたのではありません。私は、戦争立法に断固反対します。
北海道にいる3万人の陸上自衛隊員、戦闘地域へ送り出すわけにはまいりません。自衛隊員の命を守るために私は全力を尽くします。
安倍政権の思い通りに戦争立法は許さない、戦争にすすもうとする道に立ちはだかって一歩も引かない決意で勝ち抜きます。(以下中略)

私の命を守る政治の原点は、旭川医大病院の看護師として1000グラムにも満たない手のひらにのる赤ちゃんの命をはぐくみ、子どもの医療費助成を広げる運動に携わってきたことです。旭川市では昨年8月から、小学生の病院代を3割から1割へと、負担を軽くするなど、一歩ずつ実現してきました。まだまだ周辺町村より見劣りしています。道内の中学生までを対象にした場合、35億円で実現します。
また、出生率が下から2番目の京都府は4月から3人目のお子さんの保育料を無料にします。北海道では30億円で実現できます。知事の決断で実現できます。
高橋道政は道負担が173億円のサンルダムなどを復活させましたが、ダム建設よりも子育て支援を!私はいっそう力を尽くします。道の予算を増やして、子育て予算をもっと充実させていきます。

4年前、道内主要10市の中で最も高かった国民健康保険料、私は道が配分する調整交付金の増額を求め、日本共産党市議団と市民のみなさんの運動で、5年連続引き下げることができました。
しかし今、8%に引き上げられた消費税、計り知れない負担となっています。消費税は増税になっても、社会保障は逆に3900億円も減らされます。物価も電気代も上がり、少なくなった年金から容赦なく介護保険料は天引きされます。一方で特別養護老人ホームに入るにも要介護3以上に制限され、病院代の負担が増え、安心の社会保障が壊されようとしています。
医療・介護の集積する旭川、病院経営にも消費税が大きな負担です。介護報酬の削減で旭川市では介護事業所の経営が困難になってきています。雇用も不安です。
今こそ安倍政権に対して、地方政治が住民のために声をあげるときです。消費税10%増税に反対、社会保障の充実で貧困と格差をなくす政策へ、道民の命をまもる道政へ変
えていこうではありませんか。(以下中略)

12日投票の知事選挙、脱原発とTPPからの撤退、集団的自衛権行使に反対し、平和とくらしを守る、佐藤のりゆき候補を応援します。国に忠実だったこれまでの道政を転換するために全力を尽くします。知事には佐藤のりゆき、道議には真下紀子、勝ち抜くために、みなさんのご支援をよろしくお願いいたします。