2021年3月30日火曜日

道議会、決議と2意見書可決

 

第一回定例道議会の最終日の24日、共産党道議団が原案を提案した、子育て世帯の負担軽減のための「国民健康保険の子どもに係る均等割保険料(税)軽減措置の対象範囲拡大の検討を求める意見書」を全会一致で採択。
環境生活委員会は、「悪質商法による消費者被害をなくすための預託法の改正並びに特定商取引法及び同法指針の改正等を求める意見書」を提案。「訪問販売・電話勧誘販売は通常の商取引と異なり、自ら求めない突然の勧誘を受ける消費者が、受動的立場に置かれ、契約過程の意思形成においても、販売業者の言葉に左右される面が強いことから、消費者側が主体的に電磁交付に係る明示的な意思表示を行い得るものか疑義があり、書面の電子交付は拙速に行うべきではない」と書き込んでいただくよう私から提案、採択されました。「気候非常事態宣言に関する決議」も採択されました。

政府備蓄米、無償でこども食堂へ


 

今年度から、政府備蓄米の無償配布先として子ども食堂や子ども宅食などを追加されていました。ただ子ども食堂では年間1団体60㎏、子ども宅食では300キログラムが上限で、食べ盛りの子どもにとって十分ではないという声が寄せられていると、3月9日衆議院総務委員会で本村のぶ子議員がとりあけ、いっそうの拡充を求めていました。
18日の道議会予算特別委員会で、私もいっそうの拡充を求めて質問したところ、道農政部長は、16日の参議院農林水産委員会で農林水産大臣が子ども食堂の上限を引き上げる方針を表明したと答弁!田名部匡代議員の質問でした。
道農政部長は「事業の実施希望者から要望があった場合はより活用しやすい制度となるよう国につなげ、ごはん食の魅力を普及・啓発するために制度の活用を広く呼びかける」と答えました。
私は、政府備蓄米なので、北海道米のおいしさを知っていただくところまではいかない、食事が食べられないという学生もいるので、子どもだけでなく学生などにも対象を拡げられるよう、食育アンケートをとるなど、工夫して、道としてぜひとりくんでほしいと提案しました。24日に参議院予算委員会で紙智子議員が困窮者支援について言及。米農家も安心して生産できると制度のいっそうの拡充を求めています。

2021年3月24日水曜日

「NUMOによるやらせ」について質問

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10年前に明らかにした1999年、2000年、2008年の北電が繰り返した「やらせ」と「道の関与」、核のごみ最終処分場選定をすすめる「NUMOによるやらせ」について知事に質問。鈴木直道知事は「北電の参加者動員や推進する意見を提出したこと、計画に賛成すると受けとられた道職員の発言などの不適切な行為はまことに遺憾であり、あってはならないこと」「NUMOにおいては常に公正性と信頼を確保し適切な業務運営に努めていただく必要がある」と答弁。北電のプルサーマルへの対応は「立ち止まって整理というこれまでの方針は変えていないと確認した」と答えました。しかし、北電が会員となっている電気事業連合会の利用計画には泊3号機でのプルサーマル計画が明記されています。北電の藤井裕社長が「プルサーマルを実施できる状況ではないが、かなりの時間が経過している」とやらせの反省もない発言をしています。北電は「第三者委員会からガバナンスとコンプライアンスの徹底を求められた」と答えた知事は、「不断に北電から事情を聴取し、状況を注視するよう指示している」と答えました。でも、だまされてはなりません。泊3号機はやらせの上に建設されたものです。破たんした核燃料サイクルを認めさせ、危険な原発再稼働もプルサーマルも、核のごみ処分場もストップさせなければなりません。「危険なプルサーマルを止めてほしい」と、やらせの告発に添えられた思いを胸に、

これからもいっそう頑張るぞう‼

ジェンダー平等とリプロダクティブ・ヘルス・ライツ

 

ジェンダー平等とリプロダクティブ・ヘルス・ライツについて水産林務部、農政部に続いて経済部に質問しました。全く聞いたことがないようで、道職員は相当勉強したようです。3日続けて聞いていた委員のみなさんとも、きっと認識が共有されたのではと思っています。

2021年3月15日月曜日

道のホームページ「北海道の消費生活」に「人口香料の苦情・相談」

 HP北海道の消費生活、道庁ブログに「人工香料を用いた製品のにおいに関する苦情・相談が寄せられています」がアップされました!Twitterでも「香りの強さにご注意を」とツイートしています!リツイートも増えています。すごいすごい!

北海道@PrefHokkaido·3月8日【香りの強さにご注意を】
香りの害に困っている旭川CS仲間の会のみなさんが道に要望書を提出。2月24日の環境生活特別委員会で質問したのをきっかけに道がしっかりと応えてくれました。声をあげたことで道を動かしました。貴重な一歩です。


2021年3月10日水曜日

留萌本線の存続に力を合わせる


 JR北海道の春のダイヤ改正で留萌本線の減便が通学・通勤に大きな影響が出る…道議会地方路線調査特別委員会の申し出を受けたJR北海道がバス代行を検討していました。運行が見通せる状況になったようです。沼田町の横山茂町長が道議会控室を訪ねてくださり質問でとりあげたことと、委員長の特別委員会での取り計らいに謝意をのべられました。これから留萌本線の存続に向けて新たな段階となります。力を合わせていきましょうとエールを交わしました。

国際女性デー


 今日は国際女性デー。札幌パルコ前で女性たちがリレートークしました。「同意のない性行為は性犯罪です」「コロナ下で学生は毎日の食べものやオンラインでの授業だけ。大学生の実感がわかないのに年間100万円を超える学費を払うことに戸惑いも」「妊娠してるのに夜勤を外してもらえずに緊急処置中に出血したナースも…。ケア労働者を守ろう」など女性の困難が次々と訴えられ胸が詰まりました。政治も社会も変えないと!

2021年3月3日水曜日

森前会長の女性差別発言に、道「不適切な発言、撤回すべき」と答弁

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長が、「女性が参加する会議は長い」「組織委員会の女性の方々はわきまえている」などと発言し、会長を交代せざるを得ない事態を引き起こしました。真下紀子議員は、2月24日の道議会環境生活委員会で、世界から日本社会の深刻な問題として問われているとのべ、道の認識を質しました。

道環境政策部の近藤裕司くらし安全局長は、「森前会長の発言は、オリンピック・パラリンピックの精神に反するだけでなく、道はもとより、国をはじめ、様々な主体において女性の参画拡大を推進している中、不適切な発言であり、撤回すべき内容だったと受け止めている」と明確に答弁。「発言の背景に、社会の中で、性別による固定的な役割分担意識が根強く残ることなどがあるとのべ、男女が社会のあらゆる分野で性別にかかわらず個性と能力を十分に発揮し、活躍できる環境づくりにとりくむことが必要」と答えました。

真下議員は、日本社会に内包されている性別による差別を乗り越える社会をつくっていく必要があると主張し、道の人権施策に女性差別・ジェンダー平等に反することの定義と多様性の明記し、道の課長級以上の女性職員10%の目標のさらなる引上げを提案しました。

 また、北海道人権施策推進方針の改訂にあたり、HIV・ハンセン病に伴う差別に加えて新型コロナ感染症に伴う差別についても言及することを提案。子どもの権利に関し、意見表明権が社会的養育を必要とする子どもと児童養護施設等の子どもに限定されていると指摘し、すべての子どもの権利として明記するよう求めました。