ページ
ホーム
プロフィール
3分クイズ
真下紀子公式ホームページ
2024年11月12日火曜日
地方路線問題特別委員会で質疑①
7日の地方路線問題特別委員会で質疑①
JR北海道は黄線区に高いチャレンジ目標を示した実行計画を示しました。必達の目標ではないけれど目標達成しても99億8,000万円は赤字。JRはその補填に沿線などの地方負担を求めるかのような発言をしています。
でもそれっておかしくないですか?
国策で分割民営化した時に、北海道は赤字になるから経営安定化基金の利息で補填して鉄路を継続すると決めたのは国です。利率が低くて運用益が不足した分は補助金やJRの不動産事業などで補填。昨年度はJRは黒字です。
それに黄線区だけが赤字ではありません。国策で作った北海道新幹線は毎年100億ほどの赤字です。これがなければ黄線区の赤字分は非鉄事業と国の支援で優に補填できるはずです。
どうして黄線区の沿線が負担という話になるのか、国の支援分を地方に置き換えるということなのか?と聞くと、道はJRが収益を上げることだと答えるだけではっきりしません。
もちろん赤字圧縮のために利用を増やすことは必要です。鉄路存続と新幹線の赤字解消、JRと国が責任持つべきです。