2025年6月5日木曜日

エゾシカ対策の改善を求めました

3日の環境生活委員会で質問に立ちました。 
鳥獣保護管理法では、エゾシカなど捕獲した鳥獣の放置を禁止していて、持ち帰りが原則です。違反した場合は狩猟免許の取り消しや罰金の罰則が科せられます。
今年3月下旬、当麻町民から上川総合振興局や当麻町、旭川東警察署にエゾシカの残滓が山林に放置されていると通報があって、振興局などが現場を確認した経緯を質問しました。
環境生活部はエゾシカ残滓の不適切処理を22年度11件、23年度13件、24年度14件確認していますが、行為者が特定できず行政処分に至っていないと答えました。
また、鳥獣被害防止総合対策交付金を活用した鳥獣捕獲でも不適切な残滓処理などの違法が確認された場合は、道が国と協議することになっています。しかし、同様に過去3年間に事例はありませんでした。
旭川の猟友会会員からお話伺って、必ず持ちかえって認証処理場まで運び、不適切な処理はないとお聞きしてきました。不適切な残滓処理によってヒグマがつき、生態系のかく乱や人身被害につながるリスクがあります。食肉、鹿革、角などの有効活用とともに、責任を持った残滓処理が必要と強調しました。
環境生活部長は、「これまで認証施設への搬入や廃棄物処理にかかる経費の支援、登録した狩猟者への書面交付やパトロールの実施してきたほか、今後関係機関と連携したパトロールや直接指導を着実に進め、残滓の適切な処理が行われるようとりくむ」と答えました。
エゾシカ駆除には行政からハンターに協力してもらうために、実施隊は非常勤公務員として処遇しています。でも旭川市の日当は3990円、ガソリン代をかけて1発1100円の銃弾を使用、処理施設まで搬入しなければならないエゾシカ駆除に対する処遇としては不十分です。改善を求めました。
 

2025年6月2日月曜日

道議会報告パンフを届けて街頭報告

31日、水防訓練から防災服のまま定例の街頭報告に直行。道議会報告パンフ絶賛お届け中です。「日頃道議会のこととか新聞やテレビで少し見るだけ。こうして何をやっているのか、まとめてもらうとよくわかるわ〜」と感想いただいています。街頭報告にも暖かいご声援たくさんありがとうございました!

今日はスズメがパートナー探しなのかとても賑やかで、アゲハ蝶もきてました。


 



忠別川総合防水演習に参加

 5月31日、石狩川水池忠別川総合水防演習が行われました。

災害時の給電、炊き出しのとりくみ。
道が導入した電気自動車から外部給電機を使った給電で電気を供給していました。
自衛隊の400食を超える炊飯設備はかなりの重装備。災害救助は特別職の公務員として重要な役割、災害支援は協力が何より大事ということで、快諾を得てカシャ。
上川管内から水防隊が集まっての訓練。市町村、道、国と関係団体と連携した指揮、広報、技術訓練もしていました。
みなさん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
 

 






2025年5月28日水曜日

函館児童相談所など視察


 26日、函館児童相談所で相談・対応の実情をお聞きして、函館市役所では①道南いさりび鉄道の維持と負担②不登校児童生徒への対応③歴史的建造物の保存等について、そのあと不登校支援をしている一般社団法人すまいるさんへ。課題盛りだくさんの視察に答えていただき、函館の取り組みを学ぶことができました。ご協力ありがとうございました。今日も頑張ろう!






 




函館市北方民族資料館へ

 函館入りして、早速、函館市北方民族資料館へ。松浦武四郎の地図、アイヌの衣食住、狩猟、祭、儀礼、娯楽など多様な展示が素晴らしいです。道内だけでなく千島まで調査した地名を一望する地図は圧巻!

@今年は森村、落部村でイギリス領事館員がアイヌ墓地を盗掘した事件から160年の節目の年。箱館奉行はイギリス政府と交渉しロンドンに運ばれたアイヌ人骨を返還させ、イギリス領事館員が落部村を訪ね謝罪、賠償金を支払ったと聞き、旧イギリス領事館まで足を伸ばしました。返還され埋葬された人骨を北大の児玉作左衛門らが発掘し北大に保管され、現在はウポポイへ。
函館の歴史に詳しい本間勝美さんからいただいた情報です。




 

訪問介護報酬が引き下げ撤回を

 

在宅で暮らすためにヘルパーさんは不可欠、実感しています。訪問介護報酬が引き下げられてから一年、地域の訪問介護事業所の経営が続けられず、なくなってきています。撤回求める声が広がるのは当然。
声をあけでいきましょう!

2025年5月27日火曜日

特定外来種セイヨウオオマルハナバチバスターズ参上


 

美瑛町「四季彩の丘」のご協力をいただき、特定外来種セイヨウオオマルハナバチバスターズ参上。昨年取組強化を求め、今年は連休前にイベント情報が公開されました。
十勝岳を展望するお花畑は、ムスカリ、チューリップ、菜の花が満開。ブーンと飛んでくるセイヨウ。在来マルハナバチと間違えないよう、よく注意して捕獲します。
名人技で次々捕獲するかたにひたすら感心するばかりで、最初は逃していましたが、コツを掴んで45分で4頭捕獲。集計までいられなかったのですが、ものすごい数がいることがよくわかりました。
観察していると在来種は花粉の方から蜜を吸い、セイヨウは花の下から盗蜜していました。捕獲したセイヨウに合掌。

 
 

2025年5月14日水曜日

ヒグマゾーニング管理推進のためのガイドライン

 

 道は、市町村のヒグマゾーニング管理推進のためのガイドラインを作成。今年度から全道で実行されていきます。
 市町村でのヒグマゾーニング計画の作成には、専門的知識のある職員養成のほか地域関係者との調整、計画の評価と更新等、新たな業務が継続することになり、市町村行政の仕事が増えます。でも専門職員確保の経費は交付金に含まれていないのです。
ヒグマ対策の農水省の「鳥獣被害防止総合対策交付金」、環境省の「指定管理鳥獣対策事業交付金」がありますが、日々雇用や会計年度職員に留まり、専門職員を確保する財政支援が不十分です。市町村の実情も聞いて国に財政措置を求める必要があります。
13日の質問に、環境生活部は、国への2026年度予算要望に市町村への支援を盛り込むと応えました。

 

ツインハープ橋放流警報所のサイレンが故障しているのでは?


 

先月27日に旭川市を流れる忠別川の上流にある忠別ダムからの放流を知らせるツインハープ橋放流警報所のサイレンが故障しているのでは?と問い合わせがありました。早速行ってみると、サイレンと表示板の下に故障中の張り紙が…早速問い合わせてみました
  旭川市の忠別ダム・ツインハープ橋放流警報所のサイレンは点検されていて故障していないことを確認できました。故障していたのは表示板でした。
不安に感じる市民もいるのでわかりやすい表示をと、上川総合振興局を通じて開発局にお願いしたところ、早速、洪水情報を伝える「川の防災情報」にスマホからアクセスできるバーコードもついた「忠別ダムからの放流警報について」が掲示されました。
地元の能登谷繁市議と確認してきました。
試してみたところ、忠別ダムの放流情報サイトにつながりました。これは便利です。
堤防はサイクリングやランニング、散歩コースです。堤防を降りて河川敷を散歩したり遊ぶこともあります。でも上流には忠別ダムがあって放流することがあります。警報とサイレンが鳴った時は、速やかに川から離れて下さいね。

 

2025年4月23日水曜日

春色トークライブin旭川

 

春色トークライブin旭川
青空から土砂降りへ天気が変わる中、たくさんの方に足を止めていただき、ありがとうございました。
紙智子参議から国会の最新情報を提供、質問したい方を募ると…
🖐️お米をはじめ物価高騰に共産党はどう対応するの?
🖐️ 運送業に勤めているけど、ガソリン高騰は運送業の経営にもみんなの生活にも大きな負担となる…対策は?
🖐️訪問介護の報酬が下がったことで、遠くの利用者さんのところに行く介護保険事業所は経営を続けられない、在宅の利用者さんを支えられなくなる…
🖐️ひとり親で子育てしているけど、宮内さんは今も奨学金の返済しているとリーフに書いてあったから、子育ての経済的負担を軽くする政治にしてほしいと思って
🖐️他の政党の支持者だけど、共産党がいう労働時間短縮は賛成だけど、賃金が下がってしまうと困る
次々と質問していただきありがとうございました。紙智子参議、はたやま和也さん、宮内さんから、それぞれの答えに大きな拍手と激励をいただきました。
暮らしへの不安に応える政治を実現するために共産党を大きくして応えていきたいです。一緒に政治を変えましょう!
 





2025年4月9日水曜日

博覧会におけるアイヌ差別の歴史について質問

  環境生活委員会で、博覧会におけるアイヌ差別の歴史について質問しました。

4月13日から開催される大阪万博で、アイヌ文化を対外的に発信するとしてアイヌ舞踊等が披露されます。一方で、「大阪万博には複雑な思いがある」という参加者の声の背景にあった人類館事件。ご存知でしたか?
 1903年に大阪で開催された第5回内国勧業博覧会の民間パビリオンとして設置された「学術人類館」で、アイヌ民族などが生身で展示されていた事件について、道の見解を質しました。
「ヒューマンズー(人間動物園)」と呼ばれるアイヌ差別。大阪内国博だけでなく、日英博覧会や、1918年に開道50年として開催された北海道博覧会に連動して新聞社が開催した「児童博」でも同様の展示がされていたというので驚愕!
でも絶句しないで質問しました。
 札幌市大通西2丁目のアイヌ館という展示施設に日高アイヌの酋長夫妻を迎え、生身のアイヌの日常生活そのままを展示。「札幌遊園地新興行地」内に「矢野動物園」と「アイヌ団」がともに配置されるという無神経な展示方法、動物園と同じ枠組みの中で本人たちの意思と関係なく、「北海道の象徴」としてクマとともに見世物にされるアイヌの姿が見いだされるとした論文も紹介。
 アイヌ政策を担う道には、こうした史実、差別の実態を探し出し、記録し、保存し、伝える必要があります。複雑な思いを持たずに舞踊披露できるよう万博協会に要望していただきたいです。

 
 


2025年3月31日月曜日

年金積立金をガザの虐殺に使うな

 え〜!それはないよ。

公的年金の積立金をイスラエルなどの軍需に出資 / しんぶん赤旗(3/29)
年金積立金の管理運用をしている独立行政法人 #GPIF が、#パレスチナ自治区 #ガザ で大虐殺を行うイスラエル軍に兵器を供給している軍事企業に出資していると、大門美紀史参議が28日の予算委員会で告発。
政府が、虐殺に加担する企業との取引をしないと決定すれば、軍事企業への投資を引き揚げることができます。
福寿草の蕾もまだ寒そうな旭川。ダウンベストを出して街頭から訴えると、立ち止まって激励してくれる方や、自転車から振り返って手を振る学生さんも。
心がポッカポッカです❤️

2025年3月27日木曜日

道営住宅内覧会

 新しい道営住宅の内覧してきました。

室内は全てバリアフリー、暖房はエコキュート。IHレンジを選択しても対応でき、今年からエアコンをつけられる構造になっていました。これまでは換気口を使っていたので大きな違いです。
子育て用の部屋には水まわりの事故対策も。介護が必要となった場合にはトイレを広くするケア対策も取られてました。煙警報、カメラ付きドアホンもついていて火災・防犯対策もバッチリ。
給湯設備はリースなので家賃以外に光熱費がかかりますが、クローゼットもオープンで多様な住み方ができ、リビングは少し天井が高いので空間が広く感じます。24時間換気なので結露もなくなりそうです。
物置と屋根付き自転車置き場も設置。
順次住み替えながらの建て替えに時間がかかるようですが、喜ばれると思いますのでスピードあげてほしい公共事業ですね。