2019年12月12日木曜日

パラリンピック聖火リレー採火を

東京パラリンピックでは、全国の道府県で採火されて東京など開催4都県の聖火リレーに集められます。採火の自由度は高くて、火の起こし方にも制限はなく、独自の方法も可能。パラ聖火は、多様性や共生社会を大事にする視点が重要視されています。東京パラリンピックは「Share Your Light/あなたは、きっと、誰かの光だ」をコンセプトにして、共生社会の実現をめざす契機とすると道は答弁しました。でも、今年2月に43道府県で「採火」と「出立」等を任意で実施できると組織委員会から聞いていましたが、札幌開催と決めて、11月末に市町村から問い合わせがあるまで市町村の意向も聞いていませんでした。
パラリンピックの意義を理解していないと思います。「多様性や共生社会を大事にし、どんな田舎の、札幌に行けない重度の障がい者でも参加して、想いを火に込めて、東京につなぐことに意味がある」という声を紹介し、動きたくても動けない障がい者のことをどう考えているのかと、質問しました。
 道は「想いが巡らなかった」と答え、2段階の締め切りを設けていますが希望する市町村が実施できるよう柔軟に対応することになりました。