2024年6月21日金曜日

出口のないトンネル

出口のないトンネルに止まっている北海道新幹線札幌延伸工事。鉄道運輸機構に説明と厳しい検証求めました。
想定外の岩塊が見つかったことなどを理由に計画通りに工事を進められなかった責任を認めないことにびっくり。6人もの命を犠牲にし、予定通りに開業できなくても責任は認めないで前に進めるのが仕事という回答に本当に驚きました。
地方の事業費負担は法律で決まっているので事業費が見直されれば青天井となる心配が。何より赤字が続く新幹線の影響で地方路線に皺寄せされてはたまりません。
費用対効果は掛け値なしで見直さなければ、出口の見えないトンネルへの税金投入が続くだけです。

2024年6月20日木曜日

第2回定例道議会が開会

 18日から第二回定例道議会が始まりました。朝は元気に開会日の街頭報告。

声が聞こえると議会が始まるんだと思いますと声をかけていただき、風物詩とまではいかないけど嬉しい限りです。
質問準備に四苦八苦しながら頑張ります!
 

ハンターの処遇改善を求める

 

道議会環境生活委員会、ハンターの処遇改善を求めました(6/17)

ヒグマ管理計画の見直しの方向性(案)ではヒグマ捕獲について、「問題個体の積極的な排除(許可捕獲)、春季管理捕獲、ゾーニング管理による捕獲を組み合わせ、人里周辺に生息・繁殖するなど人里周辺に出没する個体を中心に行う」と書かれています。
でも、捕獲に不可欠なハンターの報酬や保険、身分等の改善に言及がありません。奈井江町ではハンターの処遇に町と猟友会の間で合意を得られず、捕獲を依頼できない事態となっています。 どのように検討していくのかと質問。
道は、ハンター確保と人材育成に取組んでいる。自治体で報酬を上乗せしている実情もあり、財政負担を軽減できるよう国に伝えていくと答弁。
ヒグマ捕獲のリスクに違いがないのに、自治体ごとの格差は国と道とで改善していく必要があります。銃の管理や銃弾の費用等の負担についても支援が必要との声が寄せられています。検討を求めました。 

農業生産者との懇談

 15日午前、#紙智子 参議院議員を迎えて、東鷹栖地域で農業生産者との懇談会を行い、#おぎう和敏 6区予定候補、#真下紀子 道議、#能登谷繁 市議が参加しました。
紙参議からは、裏金問題などの自民党政治の行き詰まり、農業基本法改定により自給率向上の位置づけが弱くなっていること、世界の流れである家族農業に逆行する日本の農政の実態などが紹介されました。
参加者は農業生産者や農村に暮らす人、地産地消や食の安全を求める方が多数をを占め、高齢化の中で家族農業をいつまで出来るか心配、自給率を上げないとお金を積んでも食料が買えなくなる、小規模農家も続けられる農政に転換を、学校給食無償化とも連動した運動が必要、車の免許を返納した後も住み続けられるまちづくりを、などの意見が相次ぎました。





 
 
午後は、東鷹栖後援会が「食と農、農村の未来を考えるつどい」。#真下紀子 道議、野呂光夫・党道農民部副部長、#能登谷繁 市議が参加。
炎天下でしたが、庭に席を設け、テントを張り意見交換。
農業基本法改定の影響や人工甘味料の危険性、裏金問題の北海道版の報告、食の安全や自給率の向上など次々に意見が出されました。
また、農村部の深刻な交通事情、中心部の病院に受診するときは昼の便が最終なので大変なこと、住み続けられるようにしたいなどの課題も話題になりました。
早速、農繁期の人材確保、要望しました。
 

 


2024年6月14日金曜日

知床の携帯基地設置に疑問

 

世界自然遺産に登録された知床。遊覧船kazu 1の転覆事故を受けて携帯基地局を設置する工事に、自然保護団体などから中止を求める声が上がっています。

道議会環境生活委員会で質問(6/4)
小型船の安全対策として不安定な携帯電話は法定無線設備から除外されていること、知床の生態系生態相への影響も調査されていないと指摘。
太陽光パネル264枚、ケーブル埋設のため掘り起こし、作業道なども作られ、オジロワシなどはの影響が懸念されています。
6 月7日に知床世界自然遺産地域科学委員会を開催し、基地局整備の影響などを議論するため、道議会議論も提供するよう求めたところ認められました。
また、携帯基地局設置には、ハラスメントが問題視されている長谷川岳参議の関与も明らかにしました。

2024年6月10日月曜日

「地方路線の維持必要」JR社長に強調

JR北海道経営陣に道議会特別委員会で質問
委員外議員質問なので短い時間でしたが、新幹線札幌開業の見通しが立たなくなった影響、最大の赤字線区新幹線の利用拡大、ダイヤ改正などによる利便性後退の検証と改善求めました。

2024年6月3日月曜日

北海道の電力について考えるシンポジウム

 原発事故から13年。2024年福島の現状と北海道の電力について考えるシンポに参加。「ラビダスと北海道の電力問題」について道議会でのとりくみをお話させていただきました。

会場いっぱいの参加で換気しながらマスク着用。たくさんの質問を受け関心の高さに感動です。
福島の原発事故からの復興はまだまだ途上。故郷に戻れない胸が詰まるような報告も伺いました。ラピラス融資に政府保証案が浮上、先行き不透明で国民負担のリスクも。大量の電力消費、大量の給排水と環境への影響、道央一局集中と泊原発再稼働、何より量産化できるのか、販売先はあるのか等々、懸念材料満載です。