2024年9月6日金曜日

北海道の地方路線守れ

4日、道議会地方路線特別委員会。JR北海道は、石北線や宗谷線、釧網線など利用が少なく単独では維持困難な8線区について、2023年度約148億円だった赤字を2026年度末までに約100億まで圧縮する目標が盛り込まれた実行計画を示しました。

観光利用や住民の非日常的移動などの利用拡大、観光列車などの取り組みが盛り込まれています。でも赤字線区は廃線となり、黄線区の利用拡大を求め続けるJRは、減便や運休、運賃値上げなど利便性を後退させるばかりです。努力しても鉄路が維持されるのか、赤字をカバーするはずの不動産や新幹線の先行きが不透明なのに2030年度末には黒字という計画とどう整合とるのか、納得できる説明がありません。
赤字の大きな道北・道東の面積は全国の1割以上。鉄道は通学・通院・ビジネス、都市間移動には不可欠だし、観光といっても観光地まで行き着く二次交通との連携が欠かせないと質問。
思い余ってオーバーランしてしまいましたが、議員の指摘も踏まえて対応すると答弁を受け、挫けず頑張ろうと思いました。