2025年12月1日月曜日

泊原発再稼働 知事が容認意向

 28日の道議会。鈴木知事の泊原発再稼働に対する発言に注目が集まる中、「原発は当面取りうる現実的選択、最終的に判断する」と表明。ところが続けて「総合的に判断する」と従来の答弁をしてしまった!

総務部長からメモを入れられ「最終的に判断する」と訂正。とんでもない事態にこのままでは済ませられないと、「議長!」と挙手。もちろんノー原稿でしたが、「最重要の判断を単なる訂正で済ませてはあまりに議会を軽んじている。最重要の判断をなぜ訂正したのか、追加説明と謝罪を求めます」と議事進行発言をしました。
議長の前に議会運営委員会が招集され、議場内議運が開催されました。自民党席から酷いヤジが飛び交う中、オブザーバーの丸山はるみ議員が呼ばれて説明。
結果はどうなるかと緊張が走る議場。議運協議の結果、認められました!
知事は再度登壇し、「読み間違えた」と釈明。
泊再稼働に関するこれまでの知事の考えの変更を表明するという重大な答弁を読み間違えたという信じられない事態に唖然とします。あまりに軽々な姿勢が露呈してしまいましたね。
控え室に戻ると次々と激励が。なんとありがたいことでしょう。
 
再稼働やむを得ないと鈴木知事
道議会超党派で早速な判断に抗議しました。重大事故リスクはゼロでないと認め、UPZを超える地域にも放射性物質の拡散を否定できないまま、それでも再稼働しますかと道民に誠実に問うべきです。期待する電気料金引き下げもあくまで条件付です。今度の事故対策にどれだけお金がかり、料金負担となるのか、期間はいつまでなのか、北電はあくまで試算しかしめせていません。
STVニュースが報道
(共産党 真下紀子団長)「反対や懸念を表明している会派には十分な説明なく、知事が原発の有効利用に賛同する事態に驚いている。非常に道民に対して誠実でない対応を行っている」