2019年10月7日月曜日

1万回の改憲の動きがあれば1万1回の声を上げる!

4日、第3回定例道議会最終日、自民党道民会議が憲法審査会で憲法論議を進めるよう内閣総理大臣、関係大臣などに求める「改憲意見案」を提出。自民会派と公明党の賛成で可決されました。私たち共産党は民主道民連合とともに反対、北海道結志会は提案説明前に退席しました。赤れんが前では抗議行動があり、遅くまで傍聴してくださった方、インターネット中継で応援してくださった方がたくさんいらっしゃいました。本当にありがとうございます。
自民党の提案者は意見書で憲法論議を進めるよう求めているのに、宮川議員にその詳細や内容の説明を求められても、憲法のどこをどう変えるのかの議論をことごとく拒否。再々質問まで「論議を進めていただきたい一点での意見書にご理解を」と繰り返すだけです。せっかくの憲法議論なので総理や大臣、地方議員には憲法擁護義務が憲法によって課せられている立憲主義について、岸信介氏に改憲を諦めさせた戒能通孝氏の口述を紹介。「51年の長きにわたって続けられた戦争による筆舌に尽くしがたい惨禍を経て手にした日本国憲法は国民の大切な宝物なんです」と反対討論で訴えました。自民党席などから轟々とヤジが飛んでいましたが、この時はシンとなりました。「改憲を阻むため、何度でも何度でも何度でも声を上げる、一万回の改憲提案に一万一回の反対の声をあげ道民と心と力を合わせて改憲を許さない決意」を申し上げて反対討論としました。
議員間の議論なので討論時間は目安を通告するだけですので代表質問並みに発現させていただきました。多くの方の知恵と激励で準備できました。特に知事への総括質疑前から大好物の秋刀魚を差し入れていただき、秋刀魚パワーで乗り切ることができました。ありがとうございます!