2020年5月25日月曜日

児童養護施設でのイン型コロナ対策

13日の少子高齢社会対策特別委員会で、児童養護施設での新型コロナ対策について質問。
入所児童が陽性となった場合、個室でない環境、養護する職員が必要など介護施設同様の課題が懸念されています。
道は、基本的には入院対応となる、積極的にPCR検査を行う、施設内での隔離スペース確保が困難な場合、仮設や賃貸による隔離スペースの確保、感染の疑いのない入所児童の一時的避難などの調整を行う方針です。
でも、施設では職員が交代で養護にあたるため、複数の職員が濃厚接触者となった場合、人手不足が想定されます。また、付き添いの必要な児童への対応など特別な課題もあります。
道は、「職員が付き添う場合は感染の恐れがあり、個別の児童の状況に配慮して対応する」「感染症発生した施設には職員を派遣し、助言にあたる。関係団体と連携して施設間の職員派遣など応援体制を調整する」と答弁。
厚労省は陽性者が出た場合、防護具をつけて養護にあたると通知していますが、すでに感染化防止などで強いストレスがあります。危険手当の支給などにより安心して養護にあたり、子どもたちの成長・発達が保障されるよう対応を求めました。