2018年12月7日金曜日

避難先での生活と処遇の改善を

6日、予算特別委員会で質問しました。
胆振東部地震では厚真町、安平町、むかわ町の社会福祉施設が建物が全壊するなど危険な状態のため町内外の施設に分散して避難しました。特別養護老人ホームや障害者支援施設 から施設や病院、認知症対応型グループホームなどへそれぞれ避難しています。一時的とはいえ長期になり定員超過や生活環境の大きな変化のため介助の必要な高齢者や障がい者の方々も職員も健康悪化やストレスが増すことが懸念されています。受け入れ側もお互い慣れない環境下での仕事は疲労度もストレスも高まったと聞きました。改善すべきものは改善をと求めました。
道は施設職員の献身的な対応で落ち着きを取り戻しているが、長期間出張扱いのまま入所者の処遇を継続する等大変な苦労が続いていると答えました。保健福祉部長は「今後あらためてお話を伺い、道の『社会福祉施設等における非常災害対策計画の策定の手引』に反映させ、国に従来の制度の枠組みでは想定されない課題があることを伝え制度改善などを要望していく」と前向きに考えを示しました。