2025年2月12日水曜日

盗撮・痴漢撲滅の取組強化で 受験日被害申告ゼロ

 盗撮・痴漢撲滅の取組強化で

受験日被害申告ゼロ

受験日を狙った盗撮・痴漢を撲滅させるため、対策の強化を求めて2022年3月に質問。その後2023・24年度の受験日は、被害申告ゼロとなりました。4日の環境生活員会の質問に道が答弁。
道民生活課は「盗撮・痴漢が被害者の心身に大きな影響を与え、尊厳を著しく傷つける卑劣な犯罪、決して許される行為ではない」と言明したうえで、「2022年度以降の大学入試共通テストと道立高校入学者選抜の受験日は、受験生が被害者となる事案は確認されていない」と答えました。申告がないと確認できないとはいえ、対策の効果は一定あるといえます。
今年度は「利用が多いJR駅や地下鉄駅で、警察、鉄道事業者に加えて学生ボランティアの協力を受けた。受験シーズンに加え、新入学や夏休み時期も啓発を実施し、注意喚起、被害防止の取り組みをしている」と対策期間を広げています。