2022年12月2日金曜日

福祉灯油 道、全市町村実施へ働きかける

燃油高騰の中で冬場を迎えた28日、昨年より灯油価格が高騰しているもとでの福祉灯油の検討状況について質問しました。

道は昨年、福祉灯油事業への地域づくり総合交付金の助成基準額を例年の1.5倍に引き上げて市町村事業を支援していました。道保健福祉部は今年度のとりくみについて「昨年度の助成方法や金額などを参考に、全市町村での実施を働きかけている」と答え、助成基準は昨年並みの方向を示しました。
道の補助対象は住民税非課税世帯ですが、「今般の物価高騰は生活保護を利用している方々の生活にも大きな影響を及ぼしている。道の対象範囲を超えて生活保護世帯や所得税均等割のみの課税世帯に対象拡大している地域もあり、道の事業を活用し、地域実情に応じた積極的なとりくみを働きかける」と答えました。
物価高騰が生活保護世帯にも大きな影響があることから「物価高騰時の特別基準額の設定を国に粘り強く要望していく」とも答えています。