2022年12月9日金曜日

就学援助の対象 全道で拡大

6日の一般質問、全道で就学援助の対象拡大を確かめ、有効な活用を求めました。

「PTA会費」「生徒会費」「クラブ活動費」「卒業アルバム代等」を就学援助の対象としている道内市町村は、
2019年度53→2021年度102まで増え、
その中の「卒業アルバム代等」は60→121に増加。4費目とも実施していない市町村は26→16に減少していると道教育長が答弁。
2020年度に「オンライン学習通信費」が追加されたことも踏まえ、各市町村独自の取組を把握しながら、より積極的な実施を促し、保護者の経済状況などにかかわらず、すべての児童生徒が等しく教育を受けることができるよう就学援助制度の一層の充実に努めていくと答えました。
就学援助は、生活保護に準ずる困窮が認められた場合、就学の機会を確保するために市町村が実施、2005年から国庫補助を廃止、地方財政措置されて市町村が実施しています。要保護世帯の国庫補助の拡充に伴って追加された項目を、要保護に準ずる就学援助の対象とするよう働きかけています。